2017年2月25日より全国公開
ショウゲート
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主人公のキラ(中川大志)とニノ(飯豊まりえ)のラブシーンはすごくキュンキュンさせられるものが多くて、大人の日常生活ではなかなか味わえない、若さゆえの胸キュンを思い出しながら楽しめました(笑)。特に印象に残ったのは“カーテンの刑”と称して、教室のカーテンに隠れてキスをするシーンですが、観ていて照れくさ過ぎて笑いをこらえるのに必死。でも内心とても素敵なシーンだと思いましたよ、こんな私でも(笑)。で、中川大志がすごくカッコ良くて、特別ファンじゃない私でも、スクリーンに映るキラ君には惚れてしまいました。そして、飯豊まりえもすごく可愛くて、ニノというキャラクターにピッタリ。彼女は声もすごく可愛いので、コミックが原作の映画の世界観にもすごく合いますね。あと、本作にはウルッとしたシーンがいくつかありましたが、特に涙を誘ったのは、キラと彼の親友、矢部のシーン。男子同士の熱い友情が伺えるシーンですが、こういう関係性って、男女問わずあるなあと思い、とても共感できました。 人気コミックを原作にした、高校生達の甘酸っぱい青春ラブストーリーは、本当にたくさん観てきたので、だいたい展開は読めてしまいますが、それでも本作は、キュンキュン、ウルウルがたくさん詰まっていて、素直に楽しめました。いかにも若者向けの作品ではありますが、ときめく乙女心や、真正面からぶつかりあう素直さを忘れないように、大人女子でも、たまにこういう作品から刺激を受けるのも良いのではないでしょうか? |
これはデートで観るために作られていると言っても過言ではないでしょう。とは言え、好きかまだわからないような相手や、義理で行くような相手とのデートで観るのはオススメしません。どっぷりとこの世界観に浸るには、付き合いたてほやほやカップルが一番ですが、ときめきを忘れてしまったベテランカップルにも良い刺激になるかも知れませんね。 |
好きな子ができるようになるお年頃なら、こういう作品に夢中になるでしょうね。ティーンの皆さんがすごく憧れるようなストーリーが描かれていますが、真似をしても現実世界では通用せず、ただの暴走に思われたり、周囲に誤解を生む可能性があるので、この映画から何を自分の人生に取り入れるか、冷静に見極めるためにも、観た後は“現実世界”に戻ってきてくださいね(笑)。とはいえ、若い皆さんにはまだまだキラキラした恋愛をして欲しいので、本作を観て、恋をしたいなと思ってくれたら嬉しいです。 |
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2017.2.6 TEXT by Myson