2013年3月23日より全国公開
ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
公式サイト 予告編 クリエイターが明かす特別映像
ゲーム・カルチャーといえば日本ですが、ちゃんと「パックマン」「スーパーマリオブラザース」「ストリートファイター」「ソニック・ザ・ヘッジホッグ「バイオハザード」も含め、さまざまなゲームのキャラクターたちが織り成すストーリーは、観ていてワクワクします。よくこれだけのキャラクターが共演できたな〜と、権利関係の問題など大変だっただろうに…と違った視点でもビックリしながら楽しみました。物語のメインとなるゲーム「シュガー・ラッシュ」の世界には日本からヒントを得た要素が多く散りばめられており、リッチ・ムーア監督は「このゲームを、日本から来たものという感じにしたかった」と語っているほどで、日本人からするとそういう点でも嬉しいです。 ストーリーは悪役キャラがヒーローになることを夢見て奮闘するというものですが、どんな役割の人もその世界には必要でそれぞれの存在価値があるというストレートでわかりやすいメッセージが込められており、とても共感しました。大人が観ても楽しめるストーリーだし、大人こそ周囲の人と自分の関係を客観視してお互いに認めるということが大事だと再認識するために観た方が良い内容だと思いました。ゲームの世界というコンセプトで作られた世界の演出もとても凝っていて、細かいところをいろいろ観ても楽しめる作品です。老若男女楽しめますよ。 |
デートにおすすめの一作です。一見、ファミリー映画ですが、デートで観ても充分に楽しめるし、気まずくなるようなシーンの心配は要りません。男子はだいたいゲームが好きでしょうし、今はやっていなくても昔好きだった人は多いでしょうし、女子は「シュガー・ラッシュ」の世界が可愛いので、それぞれに楽しめそうなツボがあります。逆に実在のゲームに詳しくなくても問題なく楽しめるので、どんな人とのデートでもオーケーです。逆にゲームオタクな彼氏の場合、鑑賞後にいろいろうんちくを聞かされるかも知れませんが、それは許してあげましょう。 |
判定の必要もなく、キッズにもティーンにも観て欲しい一作です。キッズは感じるままに楽しめば良いですが、少し理解度がある年齢なら「悪役を演じているキャラクターも友達が欲しい」「悪役も含めいろんな役割の人がいなければゲームは成立しない」「ヒーローだけがすごいんじゃなくて、影の立役者だってかっこいい」というようなポイントを鑑賞後に話しあってみると良いでしょう。幼い頃、若い頃は特にヒーローに憧れるものですが、ヒーローになれなくたって、それぞれ人には大事な役割があり、自分の存在も、友達の存在も大事にできる心が持てるきっかけになると良いなと思います。 |
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2013.3.8 TEXT by Myson