2013年10月11日より全国公開/PG-12
ワーナー・ブラザース映画
公式サイト
なかなかの怖さで、観終わったあとに疲れました(笑)。この手の作品はだいたいは同じような展開になるとわかってるし、乗りうつられた人の見栄えもだいたい予想どおりといえば予想通りなんですが、「見せすぎない」さじ加減がうまいと思いました。個人的に姿がはっきり見えて、正体がわかったあとの展開でいつも怖くなくなるのですが、本作に関してはそういう場面でも足だけ映したり、布で覆って形だけ見せたり、観る側の想像力が恐怖を増幅させるように作っていると思いました。 そして何よりも実話というから余計に怖いと感じてしまいました。「ほんとに??」と思えるほどすごいことが起こるので、実話と言われても信じられませんが、何が原因にしてもこういうことを経験した人がいるということは怖い話です。 『ソウ』のジェームズ・ワン監督作ですが、スプラッター・ホラーではないので、女子でも耐えうる映像だと思います。ぜひこれは皆でこぞって観に行って、寄り添いながら楽しんでください。 |
たまにはこんな映画をデートで観るのも良いでしょう。ホラーに慣れていない人にとっては(大体の人は慣れていないと思いますが・笑)だいぶ怖いと思いますが、痛さやグロさがウリの血みどろホラーではないので、ドキドキ感を一緒に楽しんで、どさくさに紛れて段々とくっついて観ることができると思います。ただ、『死霊館』というタイトルからしてどこからどう見てもホラーなので、相手が本気でホラーが嫌いな人の場合は、誘った段階で神経を疑われるかも知れません。一応さりげない会話のなかでホラーに対する反応をみてから、大丈夫そうなら誘ってみましょう。 |
PG-12なので大人が一緒ならばキッズも観ることができますが、おそらくキッズの方から願い下げでしょうね(笑)。ごく稀にいる怖いお話が好きなキッズはチャレンジしてみても良いと思いますが、可愛がっている人形などがあったら、その後の印象が変わってしまうかも知れないので要注意。ティーンは友だち大勢で一緒に観に行って、一番怖がってた人がジュースをおごるなど、イベント的に気楽に楽しむと良いでしょう。でも、すぐ霊を寄せ付けちゃうお友だちは念のため誘わないであげてくださいね。 |
関連記事:
■【トーキョー親子映画部】かわいいだけじゃ務まらない!名子役特集Vol.1
■TJE Selection イイ男セレクション/パトリック・ウィルソン
© 2013 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.
2013.10.1 TEXT by Myson