スター・トレック イントゥ・ダークネス

アクションやスケールも大満足でしたが、何よりもストーリーに感動で涙したシーンもあり、観終わったあとに心にジ〜ンときました。本作の宣伝ではベネディクト・カンバーバッチが演じている悪役のジョン・ハリソンに焦点が当てられていましたが、個人的には今回の一番の活躍者はスポックだと思います。前作まではスポックというキャラクターはそれほど好きではなかったのですが、今作でとても好きになりました。クリス・パインが演じるジェームズ・T・カークとスポックは正反対の性格ですが、今作でこの二人のドラマがとても見応えがあり、感動を呼びます。
私はオリジナルの『スター・トレック』シリーズは観ていなかったし、正直オリジナルに思い入れはありませんが、J.J.エイブラムス監督のシリーズを観て好きになってきました。これはこれで１つの新しい作品として楽しんでいますが、逆にオリジナル作品の濃い印象に囚われずに本作と前作を一度観てもらえれば、なぜ【スター・トレック】がこれだけ愛されてきたかが実感できると思います。とにかく観終わった後の充実感がすごくありました。ぜひ大きなスクリーンで堪能して下さい！老若男女関係なく観て欲しい作品です。