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スター・トレック BEYOND

2016年10月21日より全国公開
東和ピクチャーズ
公式サイト

今回は、“星人”キャラが多数登場し、スター・トレックの世界観がより感じられる作品となっています。お気に入りはジェイラ。演じているのはソフィア・ブテラで、『キングスマン』では義足の殺し屋ガゼルを演じていました。彼女は世界的にも評価の高いダンサーだそうで、本作でも華麗なアクションを披露しています。スタイルも抜群なので、女子でもウットリ（笑）。今後も彼女の活躍が楽しみです。そして、他にも本作で大活躍だったアントン・イェルチン。先日若くして亡くなってしまったのが本当に残念ですが、また彼の姿を大きなスクリーンで観られたことは本当に嬉しかったです。さらに今作は、カーク船長、スポック、ウフーラ以外もキャラ立ちされていて、カール・アーバン演じる“ボーンズ”・マッコイ、サイモン・ペッグが演じるスコッティ、ジョン・チョウが演じるスールーも今回のミッションに大きく貢献します。 総合的な感想はというと、漂着した星の具合というか、敵と味方の位置関係が少々わかりづらい印象は残りましたが、スケール満点で期待していた通りに楽しめました。IMAXで観ましたが、宇宙を突き進んでいく船の浮遊感が本当にリアルで、ストーリーに没入できました。鑑賞の際はぜひIMAX、もしくは3Dで観ることをオススメします。

シリーズものということもあり、前作を観ていたほうが楽しめるので、ぜひ一緒にDVDで先に復習をしてから鑑賞して欲しいと思います。前作にはロマンスもありましたが、今作はサスペンス・アクションに徹底していて、より男性好みな内容です。でも、たまには女子が男子の観やすい作品に付き合ってあげるのも良いのではないでしょうか。

スパイの話だけあって、人が次々と殺されるため、幼いキッズが楽しめるようなノリではありませんが、中学生くらいなら、カッコ良いスパイ・アクションとして楽しめるのではないでしょうか。たった1人でCIAの闇組織と戦うスター・トレック BEYONDの頭脳戦を、自分なりに予測しながら観ると、ちょっと頭の体操にもなりそうです。

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2016.10.5　TEXT by Myson