2012年8月11日より全国順次公開
カルチュア・パブリッシャーズ
公式サイト 予告編
幸せだけどどこか物足りないという感覚に不安になって、ときめきを求めてしまう主人公の心情がとてもリアルでした。安心感のなかにある愛、ミステリアスだからこそ惹かれる気持ち、両方に浸っていたいけど、どちらかを選ぶとなったときにどうするのか…という主人公の決断に共感する人としない人、両方いると思いますが、ラストが物語るメッセージに作者自身の結論が込められているような気がして、それに私は共感しました。 個人的にはセス・ローゲンが演じる夫との関係はとても好きです。まあでも、日常で愛を充分に感じられていても、マンネリ化すると女子は寂しくなるものだという主人公の気持ちもわからなくもないですけどね。とにかく、女子の心情がリアルなので、自分を客観視したい方はぜひ観て欲しいと思います。 あと、ミシェル・ウィリアムズが全裸になるシーンがシチュエーション的にちょっとおもしろかったり、大胆なシーンもあり、その潔さもすごいなと思いました。女優魂を感じつつ、それをさらりとやってしまうミシェルがステキです。 |
いわゆる三角関係のお話で、男性からしたらちょっと不安になるような内容です。観終わったあとに男子だとどんな会話をするんだろうと想像すると、役者がどうだったとかはコメントできても、根本のテーマは掘り下げて語り合うような感じではないように思います。特にやましいことがなくてもですよ(笑)。なので、女子同士で観るか、1人で観る方が集中して観られるような気がします。 |
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■TJE Selection イイ男セレクション/セス・ローゲン
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2012.8.3 TEXT by Myson