2019年1月18日より全国公開/R-15+
KADOKAWA
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門脇麦、成田凌、寛一郎、玉城ティナ、村上虹郎など、若手実力派がズラリ出演し、ストーリーがとてもパワフルで見応えがありました。破天荒だけれど繊細な“チワワ”がすごくミステリアスでありながら後半で深掘りされていくほど親近感が湧くキャラクターで、見た目と内面のギャップにもがきながら強がって生きている若者の姿として、とてもリアルに感じられました。お互いがお互いに憧れや嫉妬を感じているのに、実は本人は自分に自信がなくて、でもそれを誰にも気付かれたくない。そんな複雑な気持ちが渦巻く様子を、門脇麦が演じるミキ、吉田志織が演じるチワワというキャラクターが体現していて、女子には特にこういう関係を生々しく感じられるはずです。他のキャラクターも含め、若者達の焦燥感がヒシヒシと伝わってきて、自身が若かりし頃の感覚も痛烈に蘇りました。良い感情も悪い感情も深いところから引き出されると思うので、デトックス的に観て欲しいです。 |
ねっとりしたディープキス、乱交…など、激しい描写が出てくるので、デートで観るのは気まずいでしょう。群像劇なので誰かしら共感できるキャラクターは見つかると思いますが、他人に見られたくない部分が描かれていて、自分を振り返る内容も多く含まれるので、1人でじっくり観るのに向いている作品だと思います。 |
R-15なので15歳未満の人は観られません。高校生以上ならとても近い感覚で観られるストーリーなので、気に入る人も多いと思います。複雑な気分にさせられる要素は多くありますが、どんな人でも同じように悩んでいるんだなと思えるので、救われる部分もあるでしょう。友達同士の微妙な関係も描かれているので、相手を厳選しないと気まずくなる場合もありそうです。 |
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© 2019『チワワちゃん』製作委員会
2018.12.26 TEXT by Myson