2012年3月31日より全国公開
クロックワークス
公式サイト 予告編
ライアン・ゴズリング、以前から大好きなのですが、やっぱりかっこいいなと実感!今回の役は、たまにゾクゾクっとさせるような怖い人間になったかと思いきや、次にはとても温かくて無垢な人間…という結構難しいキャラクターですが、2つの顔を見せる切替も違和感がなく、さすがです。エレベーターのシーンは予想外にむごかったのでちょっとビックリでしたが、あの辺からクライマックスに向けて展開にアクセルが踏まれる感じで、映画そのものが「ドライヴ」という感じです。 才能に恵まれながら、その才能ゆえに闇の世界に入り込んだ1人の男がある女性との出会いで幸せになろうとしたけれど、やっぱり闇の世界から抜け出せずにもがくというストーリー。闇の世界にいるとはいえ、本人が根っからの悪ではない点で、とても切ないです。結局は誰かのためにやっていることなんですが、人間って不器用だと辛いな〜と思いました。で、結局彼が負のスパイラルから抜け出すため、愛する人を守るために取った手段は、見返りを求めない自己犠牲で、男気200%のかっこよさです。ぜひとも、女性にも観て欲しい一作です。 |
華麗な運転シーンはもちろんありますが、派手なカーアクション映画というのではなく、どちらかというとラブストーリー&じとっとした人間ドラマです。ロマンチックさはかなりありますので、デートにもおすすめではありますが、クライム・サスペンスでもあるので、好みが分かれるかも知れません。少々むごいシーンもあります。今日は明るいデートにしたいという日よりも、じっくり映画を観たいというデートの日におすすめします。 |
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2012.2.26 TEXT by Myson