2010年9月17日より全国公開
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
著者自身の実体験を綴った実話を映画化。自分の心のままに旅をして、行きたいところに行き、食べたいものを食べ、やりたいようにやる。ここまでやったら元気になるだろうと誰もが思うけれど、ずっと誰かと二人で過ごすことに慣れていた女性が一人で立て直した生活を、また二人の生活として成立させることに大きな壁を感じるくだりがかなりリアルで、わからなくもないと思った。一人のメリットと二人のメリット、どちらもあるし、一人より二人は楽しいけれど、その幸せを失ったときの辛さを知っているだけに戻るのが怖いという心理。自分のバランスを保ちながら、誰かと人生を共有するという素晴らしいけれど覚悟もいることを、どう受け入れていくのか、大変参考になると思います。 |
デートで観てもいいけれど、敢えてこれは女子だけでじっくり観るのをおすすめします。女子同士で行けば観終わったあとに自分の経験談を交えて恋話してもおもしろいし、一人で行った場合は自分に置き換えて考えにふけるのも良いんじゃないでしょうか。デートで行く場合は、終盤の展開をどう思うか、男女で意見交換するのもおもしろいかも知れません。自分が恋に暴走してるとか、恋に逃げていると思っている状況の人はぜひ一人で観に行って考えを整理してください。 |
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2010.9.3 TEXT by Myson