映画『食べて、祈って、恋をして』来日記者会見
2010年8月18日、主演のジュリア・ロバーツと本作のプロデューサーでありプランB(ブラッド・ピットも所属する映画制作会社)の社長であるデデ・ガードナーが来日。ジュリアが初来日とあって、マスコミ陣も大勢詰めかけた今回の来日記者会見。おもしろかったのは、ジュリアが質問の返しにジョークを入れても、和訳されてからやっと会場が笑うので、その反応を見たジュリアが「5分後にウケるのね!」と爆笑していたこと。あとは欧米外国人記者(たぶんアメリカ人)で英語で質問しているのに、質問の意図がなかなか伝わらなくて、「それはこういうこと?******ってことを聞きたいの?」とジュリアが確認すると、またその記者が言い直し…というのを3回くらい繰り返して、結局「あなたはとてもキュートで答えてあげたいけど、何回聞いても質問の意味がわからないわ(笑)」といって終わったのが笑えました。質問の答えはデデ・ガードナーに代わりに答えてもらってましたが、そうやって笑って楽しく対応するジュリアに好感が持てました。ジュリアが言うように、たしかにその欧米外国人記者がキュートで若めのイケメンだったのも事実です(笑)。質問の意図がうまく伝わらないことって、日本人どうしでもたまにありますが、やりとりがおもしろかったです。
あとはだいたいの記者会見では質疑応答中は写真撮影禁止なのですが、ルールを破って勝手に密かにカメラを向けていた男性に「あなた、今は写真を撮る時間じゃないし、他のルールを守っている方に失礼です。やめてください」と自ら言ったのには驚きましたが、そういうことをちゃんと注意するジュリア姉さんが素敵と思いました。
と、会見の様子についてはこれくらいにして、印象に残った質疑応答をご紹介します。
「浮き沈みの激しいこの業界で常にトップに居続けるのは難しいと思いますが、脚本選びなども含め、秘訣はありますか?」といった内容の質問に対して、秘密だから言えないとジョークを言いつつも、「好きなことをやること」と答えていました。とてもシンプルな回答なのですが、今までもこういう質問をされて、同じように答えたスターはいましたが、芸能人に限らず成功している人って結構こう答える人が多いような気がします。好きなことを選べるという立場になるまでも大変なのだと思いますが、そこに至る前でもきっと妥協せずに自分の好きなことをやるという意志があれば、その後に繋がっていくのかもしれませんね。たぶん頭で考えずに直感とかもあって、自分に合ったものを選ぶというセンスそのものがすごいんでしょうね。こういう価値観、すごく共感します。
というわけで、本作は秋に公開します。作品自体もとても良いのでぜひ観てくださいね。
『食べて、祈って、恋をして』2010年9月17日(金)全国公開
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
http://www.eat-pray-love.jp/site/
トーキョー女子映画部での紹介記事
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ジュリア・ロバーツ初来日!日本人の反応に「ウケる〜」ジュリア姉さん はコメントを受け付けていません