2015年1月9日より全国公開
東宝東和
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上手い!上手すぎる!『リトル・ダンサー』『めぐりあう時間たち』『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』のスティーヴン・ダルドリーが監督、『ラブ・アクチュアリー』『アバウト・タイム〜愛おしい時間について』のリチャード・カーティスが脚本なんだから、そりゃ間違いないですよね。そして、やっぱり期待以上のものを見せてくれて大満足でした。 |
デートで観るのにもオススメの一作です。恋愛の要素は一切ないので、ロマンチックなムードにはなりませんが、主人公の少年達のピュアな心に触れて、優しい気持ちになれる内容です。鑑賞後には、お互いの少年少女時代について語り合うのも良いでしょう。でも、実際に少年期に壮絶な体験をした可能性がある人は、本人が過去について話したがらない場合は、こちらから根掘り葉掘り聞くのはやめましょう。映画について語り合わなくても、ただ映画そのものを楽しむだけでも充分満足できる作品です。 |
キッズは高学年以上なら充分理解出来ると思うので、広く観て欲しい作品です。日本はモノが溢れているし、子どもが働かなくてはいけないような状況はほとんど見かけませんが、他の国ではこういう現状があることを知るきっかけにするだけでも意味のある映画だと思います。自分たちが困難な状況でも、正しいことをしようと闘う少年達の姿は立派です。辛いときにも自分のポリシーを持って何にも負けない強さを主人公たちから学べる映画です。 |
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■【映画を処方】辛いときでも、心は貧しくならない強さ
2015.1.5 TEXT by Myson