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2013年5月18日より全国公開
東映
 宮藤官九郎ワールドが炸裂していました！この作品はエッチな妄想ばかりしている中学生の円山くんの物語です。その止まらない妄想は「大袈裟なんじゃないの？」と思いましたが、監督が会見のときに話していたのは「男子中学生なら誰もが考えますよ」とのことでした（笑）。思春期真っ盛りの男の子の果てしない妄想は、正直女子には理解不能かも知れませんがそこら辺は温かい目で観ることをオススメします。また、この作品の舞台が団地というのも庶民的な感じがしてかなり親近感が湧きました。ですが、この平和な団地に草彅剛が演じる謎のシングルファーザーが登場したり、近所で殺人事件が起こったりして団地が一気に怪しい雰囲気に包まれていく展開がおもしろかったです。さらには坂井真紀が演じるお母さんの韓流好きな感じやちょっと小生意気な妹なども現代っぽくて、監督自身のギャグセンスの高さを感じる場面が多くありました。いったい円山くんの妄想がどうシングルファーザーと関係していくのかに注目して観てください！ |
 デートで観ても大丈夫です。かなり笑えるポイントもたくさんあるので2人で楽しく観て欲しいと思います。観終わってから彼に中学生時代の妄想についてこっそり聞いてみてもおもしろいかも知れません。ただし下ネタが極端に苦手なカップルだと妄想ワールドに付いていけない可能性もあるので、その場合は事前に多少内容を把握した上で観に行きましょう。 |
 中学生のエッチな妄想がこの物語の軸となっているので、思春期真っ盛りの中高生の男の子が家族と一緒に観ると気まずくなる可能性大です。高校生以上であれば友だち同士で観に行く方が楽しめると思いますよ。キッズに関してもこの妄想が理解しきれず家族に「これ何？どういうことなの？」などと説明を求める可能性があるので、もっと大きくなってから観ることをオススメします。 |
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©2013「中学生円山」製作委員会
2013.5.16 TEXT by Shamy
