血まみれの裸の女性が写るポスタービジュアルや場面写真からして女性向きではないと感じる人もいると思いますが、あまりに強烈な作品なので、女子でも映画好きならばぜひ観て欲しいと思う作品です。エログロを極めていますが中途半端にやるくらいならここまでやってくれた方が観甲斐があるし、気持ちが良いです。一番圧倒されるのは、やはりクライマックスのアクションシーンですが、主演の亜紗美がフルヌードで血まみれになりながら戦います。このシーンを怖いと思うか、おもしろいと思うかは人それぞれだと思いますが、とにかく洋画、邦画どちらを観ても、こんなシーンは今までやっている映画はないと思えるくらいエネルギッシュです。最初はドキドキしながら観ているのですが、途中から「パンツはかずにこんなに暴れ回ってすごいな」とか考え出すとだんだんおかしな感覚も出てくるのですが(笑)、とにかく「スゴイ!」という感想に尽きます。そして、映画の雰囲気も洋画っぽく作られていて新鮮だし、まさかの日本の大御所俳優が異例な形で出演しています(出演という表現になるのかは観てのお楽しみですが)。映画のストーリーのつじつまなどはあまり細かく気にせずに、とにかく独特の世界観と映画が発するエネルギーを感じて欲しい一作です。 |
女子はこの手の映画が苦手な人が多いと思うので、誘うなら男子の方が良さそうですが、デートで観るには強烈だし、あまり内容を言わずに女子から誘ったら、観終わったあとに男子にビックリされるかも知れません。ある程度、お互いの映画の好みがわかっている相手と、2人ともどんな映画なのかわかった上で観るならば良いと思います。観た後の話はいろんな意味で盛り上がると思いますよ。 |
R-18なので18歳未満の人は観られません。18歳以上のティーンは内容が過激なので、誰にでもオススメという感じではないですが、映画を普段からよく観る人は観てみてください。エンターテイメントとして、邦画だけど洋画のような作風、ぶっ飛んだ演出やストーリーを楽しんでください。 |