2013年12月6日より全国公開
東宝東和
公式サイト 予告編
忠臣蔵のお話がベースですが、ハリウッド的な要素がプラスされかなりスケールの大きい作品となっています。忠臣蔵に詳しい方の目にどう映るのかわかりませんが、私はあまり忠臣蔵に詳しくないのでこの映画くらいの雰囲気で描かれている方がとてもわかりやすくて良いなと思いました。 そして、なんと言ってもキアヌ・リーブスがかっこ良い!今回は異端の浪人カイ役を演じ、長髪に髭に袴という姿でしたがすごく似合っています。カイという男の性格がとても優しくさらに命をかけて戦う日本的な精神が彼のかっこ良さを強調しているように感じました。日本人キャストは、真田広之、浅野忠信、菊地凛子などすでにハリウッドで活躍している方々、それに加え本作がハリウッドデビュー作となる柴咲コウと赤西仁が出演していてかなり豪華です。それに今回は全員が全編英語の演技に挑戦しています。日本人同士でも英語で会話しているので、日本人目線だとどうしても「日本語で話せば?」と思うこともありましたが、全編英語なことにより「ハリウッドに挑戦しています!」という感じがしてむしろ嬉しく思いました。今後もっと日本人俳優がハリウッドで活躍してくれることに期待したいです。 日本の歴史上の忠臣蔵と比べて観るというよりは、日本の歴史だけにとどまらない新しい忠臣蔵を純粋に楽しんで欲しいと思います。日本らしさも良い感じで残っていますし、豪華なお城やカラフルな衣装も見応えありです!ぜひ大きなスクリーンでハリウッド的忠臣蔵の世界観を楽しんでください。 |
デートで観るのにオススメです。身分差の問題が立ちはだかる男女の恋愛模様があったり、緊張感ある戦いのシーンもあるのでカップルで楽しめるでしょう。忠臣蔵に詳しくなくても十分に内容を理解できますし、むしろこの作品を入り口として忠臣蔵に興味を持つのもありかも知れません。戦う浪人たちからは日本古来の男気も感じるので、ぜひ彼に男らしさを身につけて欲しい女子たちは一緒に観に行ってさりげなく劇中の男たちの男らしさやかっこ良さを褒めてとアピールしてみてはいかがでしょうか? |
刀で戦うシーンや切腹のシーンがあるので、日本の歴史のことを知らないキッズは歴史の勉強を始めてから観てください。きちんと理解できるティーンは浪人たちの忠誠心や生き様に注目して観て、現代で暮らす自分たちが真似すべきところと真似すべきではないところの両方を考えてみましょう。ほかにも英語で話す日本人キャストを観て英語の勉強を頑張ろうと国際派な人間を目指すきっかけにしてみても良いと思います。 |
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2013.11.18 TEXT by Shamy