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2016年5月13日より全国公開
東宝東和
公式サイト
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 「そんなアホな」「なんでやねん」というツッコミを入れながら観ても楽しめそうなドタバタ喜劇として、デートで気楽に観られます。映画好きな人はキャストの競演に注目したり、コーエン兄弟監督作の１つとして楽しめるし、映画は普段あまり観なくても、シンプルなストーリーでわかりやすく、誰でも楽しめます。観終わったあとも良い意味で後味スッキリなので、次のデートメニューへの影響も少ないでしょう。 |
 難しいストーリーではないので、子どもでもざっくり楽しめると思いますが、物語の起伏はそれほど激しくないので、集中力が続くかは微妙なところです。これだけの豪華キャストが揃っていても、おそらく多くの日本のキッズはまだ誰が誰だか知らないだろうし、映画が好きで自分で選んで観るようになるくらいの年齢になってから観た方が、この映画の魅力を実感できると思います。 |
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© Universal Pictures
2016.4.27 TEXT by Myson
さすがコーエン兄弟の作品とあって、キャストの豪華さが半端ないですね。これだけでも観たくなりますが、コメディ寄りの内容だったのも新鮮でした。印象に残るシーンは、スカーレット・ヨハンソンが演じる若手女優がマーメイドとなって水中で踊るところ。もう一つは、アルデン・エーデンライクのカウボーイ・シーンで、両シーンともにすごくアクロバチックな技をきめるので観ていて爽快、愉快でした。さらにチャニング・テイタムが水兵さんの格好で華麗に踊るシーンにもテンションUP。映画会社を中心に巻き起こるストーリーなので、劇中劇自体も華やかなのが観ていて楽しかったです。そして、キャラクターも個性派がたくさん出てきますが、ティルダ・スウィントンの役がかなりおいしくて気に入りました。本作に限らずこういう変な役を演じている彼女は、すごく活き活きしていて好きです（笑）。きっと本人も楽しんでいるんでしょうね。