2012年4月13日より全国公開
東宝東和
予告編
本作はアメリカの玩具メーカー、ハスブロ社のボードゲームをモチーフにした映画。本作のほとんどが戦闘シーンで深い内容というわけではないので長く感じるのではと思いきや、結構あっという間に終わったと思いました。巨大でハイテクの宇宙船とか未知の最新マシーンが迫力満点に暴れ回るシーンが個人的に好きというのもあると思いますが、テンポよく展開していくので映画に集中して観られました。内容は深くないと前述しましたが、とはいえじんわりと感動する場面もありました。後半、窮地に立たされたときに登場する大ベテランたちのシーンはグッときましたね。アナログな時代に生きてきたおじいちゃんたちがかっこよく見えましたし、ユニバーサル映画100周年でこういうストーリーにしたというのは、古いものも新しいものも大事にするという意味なのかなと勝手に解釈しました。ユニバーサル映画がどうとかいう話を抜きにしても、私たちの日常でも、人生の先輩世代を尊敬してアドバイスを真摯に受け止める姿勢や、逆に若者に知識や経験を受け継いでいく姿勢が大事だなと思いました。 あと、女子としての見どころは冒頭のチキン・ブリトーのくだりです。あそこまでしてくどかれたら、嬉しいと思うか、引くかどっちかですね(笑)。でも、男前で自分のタイプだったらきっと嬉しいんだろうな。このチキン・ブリトーのくだりは物語の最後にまで関係しており、この物語の戦闘以外の1つの軸となっています。一度目の来日会見で監督が話していた「男女の話です」と言っていた意味がわかりました。女子も楽しめる映画ですので、ぜひ観てみてください。 |
タイトルからもわかるとおり、戦闘シーンがほとんどなので、まったくSFに興味がないと辛いかも知れませんが、スケールは大きく、迫力があり、ラブストーリーもありで、デート向きなエンタメ映画です。物語の冒頭で主人公がある女性をくどこうとするシーンがあるのですが、最近、愛情表現が薄いとか、自分への情熱を忘れ気味な彼氏、旦那をつれていくと良いでしょう(笑)。 |
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2012.4.7 TEXT by Myson