2013年3月1日より全国公開
パラマウント ピクチャーズ ジャパン
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ダーク・ヒーローの話かと思いきや、そんな単純なものではなく、予想と違う展開で前半と後半で違った面を楽しめました。前半はフライトのドキドキ、後半は主人公の持つ心の闇に迫るストーリーでハラハラとさせられました。真のヒーローとは何ぞやと考えさせられ、主人公が最後に吐露するセリフ、息子に言われるセリフが深い!最後に主人公を本当の意味で救ったのは、彼の決断で、その決断こそがある意味ヒーロー的だというのがおもしろかったです。デンゼル・ワシントンは、善役も悪役もこなせる俳優だからこそ、主人公の葛藤がリアルで最後までどうなるのかわからないおもしろさを出しているように思います。 女子的見どころとしては、特にエリート好きの女子の皆さんは、ここまでいかなくても、こういうタイプの病んだエリートは世の中に結構いそうな気がするので、参考にしてみるのも良いかも知れないですね。 |
わかりやいタイプのエンターテイメント作品ではないので、好き嫌いは分かれるかも知れません。『フライト』というタイトルから、スカイ・アクションだと想像する方もいるかも知れませんが、どちらかというと人間ドラマです。テーマは深いので見応えはあり、二人ともそういうタイプの映画が好きなら良いと思いますが、酒と麻薬が頻繁に登場するダークなお話なので、明るいテンションで過ごしたいデートの日には敢えてこれを選ぶことはないでしょう。また、冒頭から裸の女性がうろうろするので、そういうシーンだけでぎこちなくなるカップルは要注意です。 |
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2013.01.07 TEXT by Myson