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01 3月

『フライト』デンゼル・ワシントン、「どの役についても完全に感覚をつかんだと思ったことはない」

Posted in 未分類 on 01.03.13 by Merlyn

『フライト』デンゼル・ワシントン、ロバート・ゼメキス監督『フライト』来日記者会見、デンゼル・ワシントン、ロバート・ゼメキス監督、ローリー・マクドナルド(プロデューサー)、ウォルター・F・パークス(プロデューサー)

『フライト』デンゼル・ワシントン、ロバート・ゼメキス監督、ウォルター・F・パークス(プロデューサー)、ローリー・マクドナルド(プロデューサー)2013年2月20日、本作の来日記者会見が行われ、デンゼル・ワシントンは4年ぶり5回目、ロバート・ゼメキス監督も4年ぶりの来日を果たし、ハリウッドを代表するヒットメイカーでプロデューサーのウォルター・F・パークスとローリー・マクドナルドも出席しました。

アカデミー賞主演男優賞にノミネートされたこともあり、記者たちはデンゼル・ワシントンの役作りに興味津々。初の機長を演じたことについて聞かれたデンゼル・ワシントンは、「デルタ・エアラインズの協力を得て、フライト・シミュレーターで訓練しました。操縦の訓練には本来2,3年かかるところを、私たちは2,3週間、実質は2,3日で行いました。あとロバート・ゼメキス監督はパイロットなので不明な点は彼に聞きましたが、非常に難しくよくわからないこともありました」と撮影秘話を語ってくれました。

ロバート・ゼメキス監督は、そんなデンゼルの演技について「彼との仕事にワクワクしました。特に一番驚いたのは、彼の選択がすべて正しかったことです。演出をする必要は全然ありませんでした」と絶賛。それに対してデンゼルは「ゼメキス監督は非常にリラックスした環境を作ってくれて、俳優は何でも試せる環境で不安を感じることがなく、監督を信頼し、とてもやりやすかったです」と答えました。プロデューサーのバークスは、「デンゼルは脚本に対してとても忠実で敬意をもってキャラクターを描写していることに感激しました」と話し、マクドナルドは「彼はキャラクターの資質としての強さを表現しながら、もろさや弱さも出していて、それでもセンチメンタルになることもなく、とても素晴らしかったです」と称賛しました。

そして、様々な顔を持つこの主人公の役作りについてさらに掘り下げて質問されたデンゼルは「とにかく脚本が素晴らしく、この脚本のなかにすべてが含まれていたので、私は即興やアドリブはしなくて良かったんです。全部ページ上にあるのでそれを忠実にやっていき、レベルを調節したり、どう解釈するかという問題だけでした。あとリサーチはかなりしました。いろんな人に話を聞きましたが、役作りは一つのアプローチではないんです。今までやったどの役についても、完全につかんだという感覚は持ったことはないです」と語りました。すごく謙虚ですね。頭で演じているというよりは、直感なんでしょうね。

登壇者のコメントから、この作品のキーポイントは、デンゼル・ワシントンの演技力と脚本、そしてチームワークだなと思いました。前半と後半で展開が大きく変わり、意外な展開と感動をもたらす作品で、デンゼルの演技力と脚本力を実感できますので、ぜひご覧ください!

映画『フライト』デンゼル・ワシントン『フライト』

2013年3月1日より全国公開
配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン

http://www.flight-movie.jp/

© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

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辛口?甘口?映画批評&デート向き映画判定

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