2016年1月16日より全国公開
ワーナー・ブラザース映画
公式サイト
名著『白鯨』の原点となった実際の海難事故の真相を描く本作。『白鯨との闘い』というタイトルから、『ジョーズ』のような映画なのかと想像していましたが、良い意味でそれは裏切られます。とは言え、もちろん白鯨との死闘が描かれていて、ただ巨大なだけではない、執念を持った(ように見える)動物として本当にゾッとさせられます。鯨は賢いというのはわかっていながらも、ここまで執着を持つという点で、劇中の“悪魔”という表現にも納得。鯨が襲ってくるシーンは本当にリアルで、これはぜひ劇場の大きなスクリーンで体感して欲しいと思います。 |
捕鯨船に乗る男達のストーリーで、ロマンチックさはほとんどありませんが、人間ドラマとして見応えがあるので、友達以上恋人未満のカップルや、初デートの人は観やすい映画だと思います。巨大な白鯨が襲ってくるシーンはビックリするので、そのタイミングに便乗してちょっと寄り添ってみるのも良いかも。これを機に、いつか海に鯨を観に行こうと旅行の計画を立てるのもアリですね。 |
怖がりなキッズは、白鯨が襲ってくるシーンで泣いちゃうかも知れないので、トラウマになりそうなら今は観るのはやめておきましょう。小学校高学年以上なら、怖いと思いつつ観られると思いますが、それよりももっと衝撃的なシーンがあるので、小学生は大人と観るほうが良いと思います。中学生以上のティーンは、こういった極限の状態で主人公たちが取った行動について、自分たちならどうするだろうと考えてみてください。友達同士で意見交換するのも有意義でしょう。 |
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2016.1.12 TEXT by Myson