2018年2月24日より全国公開
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人気BL(ボーイズラブ)作家、日高ショーコのコミックス「花は咲くか」を映画化した本作。邦画でもBL作品や、描写がだいぶ増えてきましたね。洋画と比べるとラブシーンはライトだし、本作は女性監督ということもあってか、とても観やすい印象です。ギラギラした描写ではなく、美しさ重視で撮られている点でも、女性に支持される原作コミックへの敬意を感じます。主演の渡邉剣さん、天野浩成さんのインタビューでもおっしゃっていましたが、BLという意識を持って観るというより、純粋にラブストーリーとして観ても違和感がありません。でも、主演のお2人のほかにもイケメン俳優が多数出演していて、女性キャラクターが出てこない点で、“男の園”を愛でたい女子には、堪らない作品なんだと思います(笑)。 |
BLといって想像する過激さはないので、デートで観ても良いとは思いますが、相手の価値観などがあまりわからないうちや、初デートで観ると微妙な空気になるかも知れません。同性同士で観たほうが、鑑賞後の会話も弾みそうです。同性に片思い中の人は、相手を誘って、反応を伺っても良いのではないでしょうか?ムード次第で告白するのもアリかなと思います。 |
同性を好きになるという設定なので、社会背景を理解できる年齢になってから観たほうが楽しめると思います。異性を好きになる人のほうが多いですが、皆が皆そうとは限りません。皆さんの周りにもカミングアウトしていないだけで、きっと本作の主人公達と同じ状況の人がいると思います。先入観を持たずに、一つの恋愛物語として楽しんでください。 |
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2018.2.21 TEXT by Myson