2015年6月27日より全国公開/PG-12
AMGエンタテインメント
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リリー・コリンズ、ローガン・ラーマン、グレッグ・キニアジェニファー・コネリー、クリステン・ベルという豪華キャストが出演の本作は、家族と恋愛をテーマに描いた秀作です。両親の恋愛が、子ども達の恋愛にいかに影響を及ぼすかが描かれていて、この両親は一見反面教師にしか思えなかったのが後半で別の一面が出てきたり、予想外にドラマチックでした。男女間の恋愛は、子どもができると状況が変わるし、だからこそ子どもには知られざる両親の恋愛がある…。そういう大人の事情がときにはステキなんだなと思えるラストはとても共感できました。恋愛は表面だけではわからないものですね。やっぱり恋愛をしている当人同士にしかわからないことがあって、当人同士にしか理解できない恋愛観があって、それは表向きにどういう風に見えたとしてもお互いを思うからこその決断ならば、なるようになるのだなと希望を持てる内容でした。ぜひ、恋愛に疲れちゃってる人に観て欲しい一作です。 |
とてもステキなストーリーなのでデート向きと言いたいところですが、観るカップルの状況によっては微妙な部分も多少あります。まず今安泰なカップルはもちろん観て大丈夫ですが、片方が昔の恋愛に未練たらたらな場合は、何かしらの影響があるかも知れないのでデートでは一緒に観ない方が良いでしょう。女子同士か1人で観に行くのが無難です。 |
両親が離婚したり、その理由が母の浮気だったり、ちょっとキッズにはビター過ぎる内容なので、大人になってから観ましょう。ティーンは娘、息子の視点で観られるでしょうし、両親の心情も客観視して、親心も想像して観てもらえればと思います。大人の事情を全て理解できなくても良いと思います。ただ、両親だって失敗はするし、どんな状況でも子どもの幸せを願っているし、大人は大人で傷付きながら恋愛をしているということが少しわかるだけでもためになると思います。 |
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2015.6.8 TEXT by Myson