2017年2月3日より全国公開
20世紀フォックス映画
公式サイト
ティム・バートンの手腕が余すところなく発揮されたファンタジーで、大満足でした。すごく可愛らしい部分と、不気味な部分のメリハリがあって、観ていて飽きません。登場する子役達のキャスティングも素晴らしいし、ミス・ペレグリンを演じるエヴァ・グリーンも、まさに美しさと毒々しさを兼ね備えていてこの世界観にピッタリ。主人公ジェイクを演じたエイサ・バターフィールドは、子役の時の作品もたくさん観ていますが、すっかりお兄さんになっていてビックリ。でも大きくなっても、ピュアなイメージと存在感は健在で、本作でも好演しています。そして、悪役を演じたサミュエル・L・ジャクソンも最高。こういう役をやらせたらピカイチだなと改めて思いましたが、本当に不気味で憎たらしいです。 観る側にも子どもの頃に戻ったようなドキドキワクワクをもたらしてくれる本作。おじいちゃんと孫の物語にもホロッとして、忘れていた子どもの頃の大切な感覚を取り戻せます。 |
ファンタジーは女子が好きなイメージがあるかも知れませんが、少年とおじいちゃんの物語も重要な要素で、男子が感情移入できるポイントもちゃんと盛り込まれていて、男女ともに楽しめます。ラブストーリーも含まれていますが、少年少女の清々しい関係を描いていて、誰が観ても気まずい要素はありません。デートで観るのにぴったりな作品ですよ。 |
キッズには少々怖い要素もあると思いますが、キッズ達が主人公なので、等身大の気分で楽しめるはず。よっぽどの怖がりさんでない限り、小学校3年生くらいになれば、こういう作品も楽しめるのではないでしょうか?いろいろな特殊能力をもったキャラクターが出てくるので、お気に入りの人物が見つかると思います。 |
関連記事:
■来日会見、ティム・バートン監督
■TJE Selection イイ男セレクション/エイサ・バターフィールド
■TJE Selection イイ男セレクション/サミュエル・L・ジャクソン
©2016 Twentieth Century Fox Film Corporation.
2017.1.18 TEXT by Myson