まさかのダニー・トレホ主演作(笑)。強烈なビジュアルを持つ彼は脇役としてもいつも存在感を放っていますが、主役になっても意外にいけますね。役柄はかっこよくても、お世辞にも見た目もかっこよく見えるとは思いませんでしたが、今作では美女にモテモテなのがウケます。そして、やたら強いのもツボでした。 ダニー・トレホが演じるマチェーテ(元は主人公が武器に付けてた名前)、ジェシカ・アルバが演じるリベラは格闘シーンで何度か見せ場がありますが、目に付くものをなんでも武器にするところが印象的で、殺し方はビジュアル的にとても残酷ですが、このあたり、ロバート・ロドリゲス監督っぽいなあと思いました。あと、メキシカン・テイストのオープニングがかっこいいし、登場する女子の服装がコスプレみたいだけどカッコかわいくて、ミシェル・ロドリゲスが演じるルースのクライマックスの衣装は本当にクールです。ミシェルのスタイルも抜群なので余計にすごくセクシーでかっこいいんですよね。 ジェシカ・アルバのシャワーシーン、リンジー・ローハンの裸でプールシーンも含め、綺麗で超セクシーな姉ちゃんがわんさか登場するので、男子にサービス満点の映画ですが、女子が観ても目の保養というか、お手本ボディをたくさん観られて楽しいです。ストーリーもやりたい放題でスカッとするし、笑いどころも結構あります。首や腕から切り落としたり…というシーンに耐えられる方ならオススメです。 |
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2012.12.20 TEXT by Myson