2017年10月20日より全国公開
キノフィルムズ
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ジェシカ・チャスティンが演じる主人公エリザベスは、好きにはなれないタイプの女で「絶対、こういう人と関わりたくない」と思えるほど強烈です。でもだからこそ、映画のなかで観る価値があり、ラストの逆転劇はあまりに爽快! 「こういう人、いる!」というリアルさが半端なく、最初から最後まで引き込まれましたが、負け知らずとは言え、幸せそうには見えない彼女を理解したいという衝動を掻き立てられます。結局、彼女にとっての幸せは私には理解できませんでしたが、こういう生き方しかできない人もいるというのは、充分に伝わってきました。主人公のキャラクターは好きになれませんが、映画としてはおもしろいです。ジェシカ・チャスティンの演技力の高さも実感できますよ。 |
とても見応えがあるので、男女共に楽しめると思います。共感できるタイプの主人公ではないにしても、観ている側のいろいろな感情を掘り起こしてくれるので、鑑賞後は会話が弾みそうな気がします。「うちの会社にもこんな人いる」とか、ちょっと愚痴が出ちゃうかも知れませんが、お互いを理解するきっかけに観てはいかがでしょうか? |
勝つためには手段を選ばない主人公は、カッコ良く見える部分もありますが、どちらかというと反面教師として観て欲しいキャラクターです。政治がテーマになっているので、キッズにはまだ難しいと思いますが、中学生以上なら楽しめると思います。ディベートに興味がある人、話術を向上させたい人にも参考になる部分があるでしょう。 |
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2017.10.11 TEXT by Myson