YUI主演で大ヒットとなった邦画『タイヨウのうた』(2006)をもとに、ハリウッドで生まれ変わった本作。その点でも大変興味深い作品ですが、アーノルド・シュワルツェネッガーの息子パトリックが主演を務めている点でも注目を集めています。劇中では見事な肉体美を披露しているパトリックですが、ボディビルダーという経歴も持つお父さんほどモリモリとした体型ではなく、インタビューで実際にお会いすると、とてもスリムで顔もすごく小さくてモデル体型でした。そんな彼は生で見てももちろんカッコ良かったのですが、今作の役柄もすごくカッコ良いので、惚れる女子続出の予感大。キスシーンも大変多いですが、爽やかなので嫌味もなく、とてもロマンチックです。美男美女の悲恋である点でも女子ウケしそうな内容ですが、それだけではありません。恋愛シーンのみならず、ベラ・ソーンが演じたケイティと父親のシーンも涙を誘います。またケイティの「病気のことを言った瞬間に、それがアイデンティティになってしまう」というセリフもとても印象的で、恋愛関係に限らず、私達の日常でも考えさせられるテーマだなと思いました。イヤなキャラクターが出てこず、観ていてとても心地良い作品。情景もすごく綺麗なので、ぜひ癒されてください。 |
とてもロマンチックで、でも気まずいシーンはない、デートにピッタリの作品です。主人公のケイティとチャーリーは、ケイティの病が原因で、夜しか一緒に出かけられませんが、だからこそ2人で過ごす時間がとても尊く感じられます。なので、マンネリ気味のカップルは、彼等の姿を観て、良い刺激が得られるかも知れません。また、なかなか会う時間が作れなくて不満が募っているカップルも、限られた時間で会うからこそ特別なデートにするヒントを、本作から得てはどうでしょうか?泣けるシーンもあるので、女子の皆さんはメイク直しグッズをお忘れなく。 |
ラブストーリーなのでキッズ向けという感じではありませんが、恋心が芽生えた人なら誰でも共感できる内容です。主人公が17歳なので、ティーンの皆さんはドンピシャにハマるでしょう。主人公ケイティを演じるのは、ディズニー・チャンネルのドラマ『シェキラ!』でお馴染みのベラ・ソーンということもあり、ファンだという人もいるかも知れませんね。92分という上映時間の短さも観やすくて良いです。 |