あのアーノルド・シュワルツェネッガーを父に持つ、パトリック・シュワルツェネッガーさんが来日!ボディビルダーという経歴もお持ちのお父様とは印象が異なり、パトリックさんはスラッと小顔。でも実は劇中のプールのシーンでは、マッチョボディも披露されているんですけどね(笑)。そんなパトリックさんですが、終始スマイルで爽やかにインタビューに応じてくれました。
PROFILE
1993年9月18日生まれ。俳優で前カリフォルニア州知事のアーノルド・シュワルツェネッガーと、ピーボディ賞を受賞したジャーナリストで、作家のマリア・シュライヴァーの長男として、アメリカ、ロサンゼルスに生まれ育つ。南カルフォルニア大学の映画製作科に在籍中に、俳優としてのキャリアをスタートさせた。『ハッピーエンドが書けるまで』(2012)で映画初出演。ほか出演作には、『アダルトボーイズ遊遊白書』(2013)、『ゾンビーワールドへようこそ』(2015)、テレビシリーズ『スクリーム・クイーンズ』(2015〜16)、『マックス&エリー15歳、ニューヨークへ行く!』(2016)などがある。『ミッドナイト・サン 〜タイヨウのうた〜』は初の主演作。また、フランチャイズ展開するピザ・ショップ“Blaze Pizza(ブレイズピザ)”を経営したり、高校生の頃に環境保護のための慈善団体、カジュアルウェアブランド“Project 360”を立ち上げるなど、親譲りの才能をさまざまな分野で発揮している。
マイソン:
シアトルの街でゲリラライブをするシーンがありましたが、パトリックさんがゲリラ的にやってみたいことはありますか?
パトリック・シュワルツェネッガーさん:
あんまり僕はクレイジーな発想にはいかず、自分の彼女のためにディナーに連れて行くくらいで、すごいサプライズというのはやらないですね。
マイソン:
逆にサプライズされたことで印象に残っている思い出などはありますか?
パトリック・シュワルツェネッガーさん:
ないかな。
マイソン:
日本での食べ物とか結構好まれている印象なのですが、今回来日して刺激的に思えた出来事とか風景はありましたか?
パトリック・シュワルツェネッガーさん:
(日本語で)スシ!魚が大好きです。何でも食べたいですね。神戸牛のステーキに、何でも食べ尽くしたいです。お茶も大好きです。
マイソン:
ピザ屋さんやファッションブランドなどを経営されたり、映画の製作も勉強されて、今俳優としても活躍されていますが、相互作用的なメリットがあるとしたら、どんなことですか?
パトリック・シュワルツェネッガーさん:
一番今までで美味しかったピザは、日本で食べたんですよ。SAVOYというお店です。知っていますか?すごく美味しいですよ!で、何を自分がやって楽しいかだと思うんですよね。例えば、僕はビジネス的なことに興味があって、そっちも続けていきたい。学ぶことは今までもこれからもまだまだある。だけど、いくつかのことを同時進行してやっていくというのは、どうやって自分の時間を管理して、やりくりするかだと思うんですけど、できないことはないと思うんです。
マイソン:
ありがとうございます。この映画はすごく泣ける映画でしたが、日本男児は女子の前では泣かないようにする人も多いように思います。デートで観るとしたら、日本男子に向けてアドバイスはありますか?
パトリック・シュワルツェネッガーさん:
泣いても良いよ(笑)!これは素晴らしいデートムービーですから。
この映画というよりも人生におけるアドバイスとして、父が僕に言ってくれたことは、自分の夢を追いかけるということです。演技であれ、学業であれ、ゴールというものを明確に描いて、そこに向かっていく決意を持つこと。こんなことは無理だと言う人がいても、それには耳を貸さずにちゃんと自分の目標を持っていく。人に何か言われても諦めてはいけない、そういうことを父に言われました。
やはり両親は、自分を触発してくれる人で、彼らから学ぶことは多いし、今も学んでいるし、アドバイスもくれるメンターでもあって、家族だけど友人でもあり、サポートをしてくれる、まさにそんな存在です。
演技だけでなく、ビジネスのほうも興味があって、あとチャリティなど、社会貢献もしていきたいという気持ちがあります。もちろん俳優業は興味があることだし好きだけど、一つに限りたくはないんです。例えば父はボディビルダーであり、俳優であり、政治家であって、ビジネスも手掛けました。なので、まさに父のそういった姿を僕も同じように追っていければなと思っています。
2018年4月18日取材&TEXT by Myson
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2018年5月11日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開
監督:スコット・スピアー
出演:ベラ・ソーン/パトリック・シュワルツェネッガー/ロブ・リグル/クイン・シェパード/ケン・トレンブレット
配給:パルコ
太陽の光に当たることができない“XP”という病を抱えていた17歳のケイティは、幼い頃から昼と夜が逆転した生活を送り、昼間はずっと家に閉じこもっていなければいけなかった。そんなある日、家の前を通るチャーリーの存在を知ってから、窓から彼の姿を見るのが日々の楽しみになり…。
公式サイト 映画批評&デート向き映画判定
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