2018年7月20日より全国公開
東宝
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家族とは何ぞやということ、家族が増えるということの意味を、主人公くんちゃんの不思議なタイムスリップによって描いています。皆がいて、自分がいるということを改めて自覚させられる作品で、夏休みのファミリー映画として劇場公開されるのにピッタリの内容です。印象に残ったのは、くんちゃんの家の設計と、未来の東京駅のデザイン。特に東京駅はすごく近未来的でありながら、現代に見ている駅の雰囲気も要素として残っていてリアルさもあります。機械の案内係も良い感じで不気味で、滑稽さも合わせもっていて、アニメでこそ表現できる描写が際立っているように感じました。今回声優が豪華ですが、特に福山雅治が担当していた青年は、声でカッコ良さが倍増していて、改めて本当に良い声だなと思いました。 多少、個人的に消化しきれない描写などもありましたが、基本的にほっこりした良い話なので、細かいところは気にせずに楽しんでください。 |
4歳の少年の成長物語なので、ロマンチックなムードにはなりませんが、子どもを持つ夫婦間のやりとりもリアルに描かれているので、夫婦で観ると自分達を客観視できる部分もあるのではないでしょうか。子どもの気持ちを、子ども目線で観られるので、これから子どもを作ろうと思っているカップルにも良いシミュレーションになりそうです。 |
キッズでも、主人公くんちゃんに共感しながら観られそうなので、興味があれば観てみると良いと思います。「こんなことが自分にも起きたら、どうするだろう?」と考えながら観て、くんちゃんと一緒に冒険を味わえば、観終わった後に、少しお兄さん、お姉さんになれたという感覚が持てるかも知れませんよ。おじいちゃんやおばあちゃんのお話も出てくるので、一緒に観ると喜んでもらえるし、会話も弾むと思います。 |
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※上記の方は声の出演
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2018.7.18 TEXT by Myson