2018年7月16日より全国順次公開
エスパース・サロウ
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“おさるのジョージ”の絵本は読んだことがなく、映画だけ観たことがあるくらいでしたが、本作で作者夫婦の生き様を観て、すごく感動したし、“おさるのジョージ”のイメージもかなり変わりました。作品が作られた背景を知ると、ただ可愛くて楽しいだけのキャラクターではないんだと、とても愛おしい存在に思えます。レイ夫婦からは作家魂を感じたし、想像力や創造力って、こういう風に使うんだなとお手本を見せてもらった感じで、良い刺激をたくさんもらいました。夫婦としてのバランスも素晴らしく、2人が出会ったからこそ、ジョージがたくさんの人に愛されるようになったのだなと思うと、本当に素敵な夫婦だなと思います。 山崎エマ監督にもインタビューさせて頂きましたが、その苦労と乗り切った過程をお聞きすると、レイ夫妻の物語との出会いも必然のように感じて、なお感慨深いです。本当に多くの人に知って欲しいお話なので、ぜひ観てください。 |
ドキュメンタリーですが、とてもとっつきやすいテーマで、レイ夫妻の物語の部分はアニメで語られていくので、老若男女問わず観やすいと思います。レイ夫妻の夫婦関係も素晴らしく、親近感も湧くので、デートで観るのにもピッタリだと思います。夫婦って、正反対の性格でもこうしてピタッとはまると、お互いを高め合えるのだなとお手本として観られますよ。 |
82分と短いし、アニメで語られる部分も多いので、小学校中学年以上なら、充分楽しめると思います。レイ夫妻の物語を知ると、“おさるのジョージ”も知りたくなるので、まだ知らないという人は、ぜひ調べてみてください。苦境のなかでも、いつも前向きに明るく乗り切ったレイ夫妻の姿に、元気と勇気をもらえる作品で、親子で観るのもオススメです。 |
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2018.8.16 TEXT by Myson