2012年3月23日リリース(左記のジャケットはセル用DVDです)
2011年9月23日より全国順次公開作品
本作のドラマ版は観ていなかったので、映画版でこの作品のノリを初めて体感しましたが、今までにない世界観というか、オープニングとかは描写の仕方がおもしろくて、すぐに引き込まれました。エンディングもすごく凝っていて、作り手側の作品への熱意と愛を感じてとても共感しました。 ストーリーはとてもわかりやすく、森山未來が演じる主人公の幸世が、ピュアで不器用でちょっと根性が腐ったところもあって、そこが人間味があり、予想外に共感できました(笑)。アイドルの曲に感化されて会社を出て行こうとする幸世を、同僚たちが止めるシーンがとてもおもしろかったです。あのツッコミがツボでした。あと、麻生久美子が「ダメなところ直すから〜」と泣きじゃくるシーンも大好きです。笑えましたけど、これって誰もが一回くらいはやっちゃうパターンじゃないでしょうか(笑)?いろんな意味で「痛いな〜」と思いながら楽しみました。麻生久美子が演じる、るみ子というキャラクターは、恋愛に盲目になった女子が陥ってしまうパターンをわかりやすく描写していましたね。客観視すると「それが重いって言われるところだよ」とかわかるんですが、本人は一生懸命なんですよね。身に覚えのある方はぜひるみ子を要チェックです。 森山未來の演技もとても上手くて、途中踊るシーンなども見事に踊っていて、エンターテイメント性も充分に楽しめる映画でした。女子も男子も楽しめるオススメ映画です。 |
関連記事:
■TJE Selection イイ男セレクション/森山未來
2012.10.29 TEXT by Myson