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2013年3月8日より全国公開／R-15
東宝東和
公式サイト 予告編
 ストーリーやキャラクター設定、ビジュアル的にも強烈なインパクトがあり、主演の３人がとても良かったので、映画の世界に浸り、存分に楽しめました。まず同じ女子の立場として、ブレイク・ライブリーが演じるオフィーリア、通称Oは、二人のイケメンと公認でつきあっているという普通ではありえない立場にあり、とても羨ましいです（笑）。現実的にはこういう関係は大変だろうし実現しないだろうと思いますが、こういう普通ではありえないことを疑似体験できる楽しさは映画の醍醐味なので、そういった意味でとても映画的な作品だと思いました。そして、なんと言ってもテイラー・キッチュとアーロン・テイラー・ジョンソンがカッコイイ！！彼らの作品を観てきたなかで、今のところ本作の役柄が一番カッコイイと思いました。チョン（テイラー・キッチュ）とベン（アーロン・テイラー・ジョンソン）は正反対の性格ですが、タイプは違えど両者ともクールでワルで愛に生きているところに惚れてしまいます。本作に登場するキャラクターはいろんなタイプの野蛮人が登場し、ベンとチョンのやり方も野蛮ですが、Oを救うために愛から起こしている行動というところで、余計にカッコ良く見えてしまいます。結局のところ、イケメンが野蛮なことをクールにやったら、余計にカッコイイということですね（笑）。さらに印象深いのが、ベンとチョンの関係も愛に溢れていて、Oが二股をかけているという感じではなく、３人がとても愛し合っているというところです。クレイジーな関係ではありますが、このキャストなのでとても美しく見える点で成功だなと思います。脇役も豪華で、特にベニチオ・デル・トロの役はキモくて嫌悪感を感じさせるほどですが、本作の灰汁となって良い味を出しています。 オリバー・ストーン監督作なので、血が飛んだり、痛いシーンは多々ありますが、ラストの展開まで意外性があり楽しめるし、女子目線でもすごく楽しめる作品です。 |
 ところどころ目を覆いたくなるシーンもありますが、そういうのが耐えられるならば、デートで観ても楽しい映画です。スピード感がありスタイリッシュで、ストーリーもおもしろいので、映画そのものが楽しめて、鑑賞後のトークも盛り上がると思います。でも、女１人と男２人で愛し合っているという設定の物語なので、最近三角関係が解決したところだというカップルは、ギクシャクしたり、どちらかだけが悶々としてしまう可能性があるのでやめておきましょう。でも、主演の二人が本当にカッコイイので、イケメン談義に華を咲かせたい人は女子同士で観に行く方が楽しいですよ。 |
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©Universal Pictures
2013.2.18 TEXT by Myson
