望んだ生き方ではないけれど、いつか幸せになれるかもと思いながら生きている人達の物語。多くは望まない男女が、ただ一時だけでも恋を全うする様は、切なくもあり、美しくもあります。脇のキャラクター達も含め、人間味に溢れていて、反面教師的に観ていたとしても、どこか共感できるところが見つかるはず。また本作では、避けたほうが良いとわかっている相手を好きになってしまうという恋愛のいくつかのパターンが描かれているので、同じような経験がある人は、感情移入しやすいと思います。宮地真緒の大人の色気、毎熊克哉のクールな演技にもご注目ください。
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濡れ場が何度か出てくるので、初デートや交際が浅いカップルのデートで観るには気まずいでしょう。ウキウキするような恋愛ではなく、苦悩だらけの日々のなかで見つけた、心のよりどころとなるような静かな恋愛を描いているので、じっくり1人で観て、これまでの自分の恋愛を振り返るきっかけにするのが良さそうです。 |
生い立ちが大人になってからの生き方に影響するということも伝わってくる内容なので、皆さんの今がいかに大切かがわかる部分もありますが、R-15で、大人の恋愛を描いているので、キッズやティーンの皆さんにはまだピンとこないかも知れません。友達や家族と観るのも気まずいシーンがあるので、観たい人は1人で観るか、気を使わない友達と観るのが良いと思います。 |