2013年8月2日より全国公開
ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
公式サイト 予告編
もっと渋い映画なのかと思っていましたが、とても楽しいディズニーらしい作風でした。新旧イケメンコンビのコラボレーションですが、ジョニー・デップは50歳、アーミー・ハマーは26歳(2013年8月1日現在)でほぼ年齢が二倍も離れていたんですね。これにはビックリですが、アーミー・ハマーは見た目大人っぽいし、一方でジョニー・デップはこんな役ですから年齢不詳というか、ある意味少年のままといった雰囲気もあるので、年の差は感じませんでした。今回は両方三枚目なキャラクターで親しみが湧くコンビとして相性の良さを感じましたが、それぞれにコミカルさは違っていたのがグッドです。正直個人的にはジョニー・デップのこの手のキャラクターはもうありきたりに思えてきていたのですが、思っていたほど飽きた感じはなく楽しめました。イケメン俳優ですが、その枠からはみ出ようとするジョニー・デップはさすがだなと逆に思いました。アーミー・ハマーのキャラクターも間抜けでコミカルな役柄ではありますが、後半どんどんカッコ良くなっていくので、かっこいい部分はローン・レンジャーに譲って、自分は三枚目に徹するというあたりによりジョニー・デップの演技力の高さを感じました。アーミー・ハマーもかっこいいのにこういう役柄がとても似合うし、これまでの作品からもユーモアのセンスがあるんだなと実感します。そして実際に富豪の家に育った品がこの役柄にも活かされていてハマリ役です。 二時間半という長さを感じないほどスピード感があり楽しさと迫力とスリルのある作品でした。老若男女にオススメです。 |
友達以上恋人未満でも、ベテランカップルや夫婦でも、年齢を問わずデートにオススメの一作です。ストーリーもわかりやすいし、エンターテイメント性も抜群、きわどいシーンなどもないし、『パイレーツ・オブ・カリビアン』のスタッフとキャストによる作品ということで品質も保たれています。多少好き嫌いが出るとしても、観て損したとは思わないはずなので、何を観るか迷ったら本作にしておくと安心ですよ。 |
ストーリーは楽しいし、わかりやすく、キャラクターへの共感も抱きやすい作品です。ローン・レンジャーもかっこいいけど、トントの方が好きっていう子どももいるでしょう。気に入ったら家で手作りのコスプレを楽しんだりもできそうです。大人でも子どもでも楽しめるのでファミリーにもオススメ。「正義とは何か」「正義の正しい示し方とは」という深いテーマもあり、簡単には答えが出ないとしても考えてみるだけでも良い経験になると思います。 |
関連記事:
■来日記者会見、ジョニー・デップ、アーミー・ハマー、ゴア・ヴァービンスキー監督、ジェリー・ブラッカイマー(プロデューサー)
■アーミー・ハマー来日記者会見
■TJE Selection イイ男セレクション/アーミー・ハマー
■TJE Selection イイ男セレクション/ウィリアム・フィクトナー
©Disney Enterprises, Inc. and Jerry Bruckheimer Inc. All Rights Reserved.
2013.8.1 TEXT by Myson