『ローン・レンジャー』来日記者会見、ジョニー・デップ、アーミー・ハマー、ゴア・ヴァービンスキー監督、ジェリー・ブラッカイマー(プロデューサー)
2013年7月17日、『ローン・レンジャー』の来日会見が行われました。今回はジョニー・デップ、アーミー・ハマー、監督、プロデューサーという豪華メンバーで来日!アーミー・ハマーに関しては今年の5月以来という嬉しい再来日となりました。会場にはたくさんの記者が集まり、なかにはジョニー・デップが演じたトントやアーミー・ハマーが演じたローン・レンジャーに扮して参加した人もいてかなりお祭りムードが漂っていました。
ジョニー・デップは今回のトント役について「子どもの頃から『ローン・レンジャー』のテレビシリーズを観ていましたが、僕が常に興味があったのはトントがなぜローン・レンジャーの助手でしかないのかとずっと思っていました。僕は今までも『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジャック・スパロウや『アリス・イン・ワンダーランド』のマッド・ハッターなど普通よりはみ出した役柄に興味があり、今回のトントでも今までにないことができるチャンスだと思いました。ある絵画を見たときに原住民の頭に鳥が乗っていて、それがその原住民の一部のようで魂の案内人のように思えたんです。それで今回トントの頭に鳥を乗せることにしました。皆さんもぜひ鳥を頭に乗せてみてください(笑)」とコメント。これに対しジェリー・ブラッカイマーは「ジョニーにはとにかく新しいものをこの映画づくりというパーティーに持ち込んで欲しかったんです。台本通りにやってくれということを彼には求めていません。今回のトントにしても新しくてユニークな役柄を作り上げてくれました」とジョニー・デップに対しての思いを語りました。奇抜なメイクの役と言えばジョニー・デップというイメージですが、頭に鳥という発想はさすがに彼以外に思い浮かばなさそうですよね(笑)。さすがジョニー・デップ!
そして、アーミー・ハマーは今回の役柄について聞かれると「ローン・レンジャーは本当に爽快感を味わえる役柄で、しかも隣にいるのがジョニー・デップだということで最高の気分でした。ジョニーからはいろいろなことを学びましたが、とにかく彼は細かいところまで良く見ているんです。例えばスタッフそれぞれがどういう動きをしているのかをきちんと理解していたり、とにかく完璧にものごとを把握していました。なので僕自身も現場に入ったらいろいろなものに目を向けて観察していこうと思いました。それに映画のこと以外にも太陽を直接見たら目がつぶれることやトイレでのお尻の拭き方も教わりました(笑)」と楽しそうに答えました。アーミー・ハマーはさまざまなビッグスターとの共演が目立ちますが、今回ジョニー・デップから学んだ知識も今後に生かしてもっと活躍の場を広げて欲しいですね。
また本作への思いについて監督は「この作品はたくさんの部分を楽しんでもらえると思いますが、どうしてローン・レンジャーという善人がマスクを付けなくてはいけないのかという問いかけがあったり、たくさんのメッセージが詰まっている作品なのでそういったところにも注目して観て欲しいです」と話しました。【ローン・レンジャー】はもともと西部活劇でその後ラジオやテレビシリーズで放送され、今回新たにトントの視点で描かれた作品となったようです。テレビシリーズは日本でも放送があったようですが、このキャストとスタッフでどういう作品になっているのか楽しみです。
ジョニー・デップはこの日も定番の帽子にサングラスの格好で登場。本人は「もうこのホームレスのような格好を27年間くらいしています」と話していましたが、ホームレスというよりももはやジョニー・デップファッションとして十分確立されていますよね(笑)。一方アーミー・ハマーはシャツスタイルと今回はシンプルな格好でしたが、やはり身長が高い分何でも似合ってかっこ良かったです!本作での2人の活躍も楽しみですが、ぜひローン・レンジャーのマスクを付ける理由やトントとの関係性などにも注目して観てください。
『ローン・レンジャー』
2013年8月2日より全国公開
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
http://www.disney.co.jp/loneranger/
©Disney Enterprises, Inc. and Jerry Bruckheimer Inc. All Rights Reserved.
5月13日アーミー・ハマー来日記者会見
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ジョニー・デップがトントの頭に鳥を乗せることを発案!? はコメントを受け付けていません