2018年6月23日より全国公開
ティ・ジョイ
公式サイト
壁ドン、顎クイなど、王道の胸キュンシーンが満載。玉城ティナ、小関裕太、佐藤寛太等が、これまで他の作品で演じてきた役柄とは正反対のイメージのキャラクターに挑んでいて、新鮮です。小関裕太はほんわかした優しい雰囲気だなと思っていましたが、今作ではツンデレぶりが期待以上で、そのギャップが良かったです。恋をしたことがない女子高生が、小説を書くために疑似恋愛をして最終的に本気になっていくという設定は、想像通りに進んでいくので、どうなるかわからないというハラハラドキドキはあまりありませんが、逆に安心して観られるとも言えます。大人目線だと、「そんなに上手いこといくわけがない」と思うラストではありますが、ある種のシンデレラストーリーとして、ちょうど良いところで終わっているので、爽快感があります。 |
漫画原作だからこその設定と世界観ではあるので、リアリティを求めすぎる大人には不向きだと思いますが、学生カップルなら、自分達と主人公達の年齢が近いので、身近なストーリーとして、楽しめると思います。胸キュンシーンも満載なので、観終わったあとに、2人で真似をして楽しんでください(笑)。 |
キッズやティーンの皆さんには、ど真ん中の作品ですね。キャラクターの設定はフィクションの世界ならではですが、胸キュンシーンが描かれるスポットは、学校の中にも多いので、親近感を持って観られると思います。同じ学校内で交際している人は、本作を一緒に鑑賞して、先生に怒られない範囲で、学校の各スポットで再現するなど、二次的楽しみ方もできそうです。 |
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2018.6.20 TEXT by Myson