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イイ女GP2016開催記念【海外ドラマファンサミット2016】

2016年7月13日、渋谷ヒカリエ 8/COURTにて、本イベントを実施しました。本イベントは今回で2回目となりますが、どなたでも観覧できるようオープンスペースで行い、ご招待でお越し頂いたイイ女GP投票者の女子の皆さんほか、お立ち見エリアでは男女問わず一般の方にもたくさんご来場頂きました。

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DVDメーカー海外ドラマ担当者が、ぶっちゃけトーク!

この日の最初のイベントメニューは、DVDメーカー担当者によるトークショー。今回は、株式会社KADOKAWA(以下、角川) 藤田明さん、株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(以下、ソニー) 平石京子さん、20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン株式会社(以下、FOX) 鈴木章公さん(企業名50音順)に御登壇頂きました。
このトークショーでは、イイ女GP投票時に女性ユーザーさんから頂いた質問に答えて頂きました。「アメリカやイギリス以外の国のドラマで注目しているところはありますか?」という質問に、角川の藤田さんは「たぶん、これは僕のためにある質問だと思うんですけど(笑)、次はオーストラリアの作品があります。『ウェントワース女子刑務所』という作品を10月にリリースします。現在既にhuluですごく人気が出ている作品です。何年かに一度はアメリカやイギリス以外の国の作品がブームを起こすことがありますが、それが『ウェントワース女子刑務所』だと信じて今準備しているので、ぜひ観て頂ければと思います」とタイムリーな作品をご紹介頂きました。
そして、会場のお客様にも逆に質問。「投票時のアンケートで、ブルーレイを出して欲しいという声が多かったのですが、A:映像特典が入っていたり、映像や音質の良いものを鑑賞したいからブルーレイが欲しい/B:ディスクを入れ替えるのが面倒なので話数を詰めるだけ詰めて欲しいから(容量の大きな)ブルーレイが良い、という方はどれくらいいますか?」と挙手にて回答を求めたところ、Aが圧倒的に多く、Bは数名という反応でした。次に「何を観ようか決めるときに、A:予告編だけ観て決める、B:1話本編を観て決める」という質問をしたところ、Aが半数くらい、BはAよりもやや多い方が挙手されました。さらに、「途中で挫折するときはどの辺りが区切りですか?」と聞いてみたところ、「とりあえずシーズン1までは様子を観る」という方は1/4くらい、「観始めたら全シーズン観る」という方は少数、「2,3話目とか自分のテンションが下がった時点でやめる」という方が圧倒的多数で、これには登壇者一同「わかりやすい反応ですね。シビアですね」と苦笑い。ソニーの平石さんは「5話くらいで盛り上がってくる作品もあるので、ぜひ5話までは諦めずに観てください」と懇願。角川の藤田さんは「最近映画のドラマ化というのも増えていて、2時間だったものをドラマにするので途中間延びしてしまっているのも致し方ない場合もあり、途中でやめてしまうと、これからがおもしろいのにということもあります。なので7話あたりまで観てもらえるとおもしろさをわかってもらえるんじゃないかと思います」と、もう少し長く見届けて欲しいと会場に呼びかけました。
ユーザーさんからはスターの来日についての質問もあったので聞いてみると、FOXの鈴木さんは『BONES ―骨は語る―』主演のエミリー・デシャネル来日時について披露。「彼女はビーガン(菜食主義)なので、食事が大変でした。彼女は野球が大好きで、プロ野球のオールスター戦が横浜スタジアムであったので皆で行ったら、お腹が減って“ポテトなら大丈夫”ということになったんですが、唐揚げを一緒に揚げているので(ビーガンにとっては)食べられないということになり、別に揚げてもらうようお願いして事なきを得たということがありました。でも本当に良い人で一緒に野球に行ったということもあり、帰国後にお礼に(彼女が住む)ロサンゼルス・ドジャースのTシャツを頂きました」と明かしてくれました。ソニーの平石さんは、『アウトランダー』のサム・ヒューアンについて、「初日早朝5時くらいに成田についてしまって時間を持て余すところでしたが、空港にファンの方がたくさんいて、まずそれを喜んでくれていました。お友達と来ていたので、オフは東京駅に行って2人でぶらぶらしたり、本当に素朴な方で自分達で地図で調べてバスや電車に乗って、最後は京都にも行かれました。非常に満喫されたようで、帰国後にメールを頂きましたが、“日本についていろいろ聞いていたけど、実際に自分で見て、すごく人や場所に感銘を受けました。シーズン3のときも日本に呼んでください”と言われたので、ぜひまた来日してもらえるように頑張ります」と意気込みを語ってくれました。サム・ヒューアンは198pくらい身長があるらしいのですが、ドラマで観るのとは違い、スレンダーなイメージで、とても気さくな方だったそうです。角川の藤田さんは、『ウォーキング・デッド』で来日したノーマン・リーダスについて、「彼は何度も来日していて、皆さんご存じかと思いますが、猫が大好きで、猫のプレゼントをあげると非常に喜ぶというのが1つ。あと、来日の写真で、眼鏡やサングラスをかけているのと、かけていないのがあるんですけど、かけているほうは前日に飲み過ぎてかけざるをえなかったというのが本当の理由です。あと、映画『処刑人』で来日した際にもお会いしたんですが、今や大スターなので、当時のサインよりも今は簡単なサインになっていましたね(笑)」とこれまでの来日を振り返りました。
さらに、“ここでしか聞けない裏話をぜひ”とリクエストしてみると、FOXの鈴木さんから「タイトルは言えないんですが、主人公が女性のドラマがありまして、シーズン2の途中で急に終わっちゃったんですよ。日本ではすごく人気があったドラマで、終わっちゃったことを残念に思っていた企業さんから、“お金を出すので、ぜひ続編を作って欲しい”というお願いをされたことがありました。いろいろな事情があって残念ながら制作には至らなかったんですが、もしかしたら日本のお金で海外ドラマが作られていたかも知れない、という事がありましたね」と秘話を明かしてくれました。

海外ドラマの魅力を伝えるCMコンテスト決勝!

DVDメーカーの皆さんから普段は聞けない貴重なお話をたくさん聞けたところで、次は「海外ドラマの魅力を伝えるCMコンテスト」へ。1ヶ月という短い期間でしたが、個性的な作品が揃い、この日は、決勝に進出した7作品を披露。前述のトークショーに登壇頂いたお三方のほか、業界内海外ドラマご担当者2名にも審査に加わって頂き、ご招待席の海外ドラマファンの女性にも投票頂きました。さらに、ここから特別ゲストが登壇!『BONES ―骨は語る―』テンペランス・ブレナン、『キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿』ケイト・ベケットほか、『ワンス・アポン・ア・タイム』『24 -TWENTY FOUR-』『CSI:ニューヨーク』など人気海外ドラマで多数吹き替えをされている湯屋敦子さん(下の写真右)にも審査に加わって頂きました。一通り、7作品を鑑賞頂いた後、集計し、結果を出しましたが、順位は以下のとおりになりました。トーキョー女子映画部のYouTubeで全7作品の本編が観られますので、ぜひご覧ください。

グランプリ:柴田沙紀さん「ミカクニンレバー」
審査員コメント
●宇宙人登場のタイミングが良いですね!
●わかりやすく、クスッと笑えるストーリー展開が良かったです。
●わかりやすい上に、おもしろい。好きです!
●ユーモアNO.1!
本編はこちら

2位:北原亮/曽根宏暢=Hataraki Werksさん「What's the difference?」
審査員コメント
●粘り、大事です。
●おもしろい。そうきたか!
●非常にわかりやすかったです。
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3位:ナカノ•ショータさん「海外ドラマ風」
審査員コメント
●最高です!この吹き替え、誰がやったら良いか考えちゃいました。
●ナイス・アイデア!
●クオリティNO.1!
本編はこちら

以下、作者50音順

赤松桜さん「少しだけ」
審査員コメント
●色っぽいCMですね。
●ちょっとドキッとしますね。
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中田真吾さん「おもちゃの鉄砲篇」
審査員コメント
●ドラマっぽくておもしろいです。
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藤川将さん「海外ドラマを見ると世界が変わる」
審査員コメント
●不思議な世界観。
本編はこちら

Viva Ink Stains entertainment(ビバインク ステインズ エンターテインメント)さん「Dramatic is always here-ドラマチックは、いつもここに-」
審査員コメント
●CMのお手本のような作品。テンポが良い。
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本当にどれも個性的な作品ばかりで、審査員、お客様も楽しそうにご覧頂けたようで、驚きや笑いが聞こえてきました。今回、審査員6名には各作品に5点満点で採点頂き、ご招待者には1作品に1票だけ投票して頂き、合計点で順位を決めました。実は審査員だけの得点では、1位は北原亮/曽根宏暢=Hataraki Werksさんの「What's the difference?」、2位が柴田沙紀さんの「ミカクニンレバー」でしたが、ご招待者の投票が圧倒的に多かった柴田沙紀さんの作品が逆転してグランプリとなりました。この日、柴田沙紀さんは一緒に制作した旦那様と京都から駆けつけてくださり、見事受賞。おめでとうございました!

→続き:声優・湯屋敦子さんトークショー

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【イイ女GP2016】結果発表はこちら

主催:トーキョー女子映画部
協賛(50音順):ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社株式会社KADOKAWA株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン株式会社ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント

協力(50音順):株式会社ゲオタワーレコード株式会社株式会社TSUTAYA株式会社ワンダーコーポレーション(新星堂、WonderGOO)  
特別協力:日本コンパクトディスク・ビデオレンタル商業組合

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