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2013年4月5日より全国公開作品 © 2012 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved. |
『ヒッチコック』 |
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映画史に名を残す名監督アルフレッド・ヒッチコック。でも、彼が数々の名作を世に出してきたのも、妻アルマ・レヴィルによる貢献があったからこそ。彼女は妻として尽くしただけでなく、脚本家、編集者として才能を発揮し、夫を支えました。ただ、ヒッチコックはそんな妻に対して素直に感謝の思いを表現するのが下手だったことが映画を観てわかります。 |
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家庭で夫を支える妻の場合にも言えることですが、夫が妻に感謝の意を示さないがために、妻の不満が溜まっていくばかり…という光景はよく目にしますよね。客観的に見ていると、アルフレッドがアルマを愛していることもよくわかるし、心の中では感謝していることも察することができます。でも、アルマ・レヴィルの場合は、仕事でもアルフレッドを支えていて、ときにはノー・クレジットで夫の作品に協力することもあったようです。それでも賛辞を浴びるのは夫ばかり。だからといって、アルマはその賛辞を自分にも向けるべきだとは思っていないようですが、ただ夫自身が妻の功績をわかっていて、それを認め感謝しているという様子を見せないことに悶々としているのです。 |
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TEXT by Myson