映画に隠された恋愛哲学とヒント集35

何かの拍子に思わず、人生が変わるスイッチを入れてしまった人々のエピソードを集めたオムニバス映画。そのなかで最後に描かれる6話目「HAPPY WEDDING」は、幸福感に満たされた式場で突如新郎の浮気を知ってしまった新婦が、自分を抑えられなくなり暴走してしまいます。人目を気にする余裕もなく、怒り狂った先に意外な展開が待っているのですが、何はともあれ自分のなかにため込むのは結果良くないのだなと思ってしまいます（笑）。

愛する人達に囲まれて結婚式を行う2人は、幸せいっぱいなのですが、ふとした風景を目にした新婦が、新郎の浮気を察知してしまい、状況が一変します。最初はその場を取り繕おうと努力した2人でしたが、新婦の堪忍袋の緒が切れ、その場を立ち去ってしまい…。ということで、後の展開は映画で観て頂くとして、短いエピソードのなかに大きな展開が何度か訪れます。日本人ではこういう展開は絶対にないなと一歩下がって観てしまう部分はあるのですが、一方でここまで自分を出し切れるとはある意味幸せだなと思ったりもします（笑）。ただ交際しているだけの状態ではなく、これから一生を共にしようとしているわけですから、今ここでどう判断するかはとても重要です。新婦が取った行動は褒められるものではないですが、自分に正直であろうとした姿勢は正しいと思います。精算すべき問題はその場で解決！そして、何事も最初が肝心ですよね。最初にこんな事があったんだから、もう怖いものは無いですわ（笑）。