シャミ:
司は言葉巧みに女性と会話していて、上手いな〜と思ったのですが、青木さんご自身は女性を虜にするための青木さん独自のテクニックはありますか?
青木玄徳さん:
最近一つだけわかったことがあるんですよ。僕の友達で、すごくモテる人がいるのですが、その友達と一緒だとどこに行っても彼が圧倒的にモテるんですよ。何でなんだろうと思って、よくよく観察していたら、彼は女性に対してすごくエロいというか、セクシーさがあるんです。
シャミ:
それは青木さんといるときとは違うんですか?
青木玄徳さん:
全然違いますね。何かエロいことを直接言うわけではないのですが、言葉遊びみたいなことをやっていて、女性達はそれに皆心を持っていかれるようでした。客観的に見ていると、くだらないなって思ってしまったんですが(笑)、その反面「モテる人ってこういう人なんだな」と感心してしまいました。男同士だと、どうしても男のセクシーさが理解できないので、「なんだこのナンパな奴は」って思ってしまうのですが、女性からするとそれがすごくセクシーなんでしょうね。僕はそれを見ていて、これが女性を虜にするテクニックのうちの一つなのかも知れないって思いました。
シャミ:
確かに男性のセクシーさって惹かれますよね。ご自身では、そのテクニックを実際に試してみましたか?
青木玄徳さん:
僕は来る日のために備えています(笑)!
シャミ:
しばらくそのテクニックは温存ということですね!青木さんは映画、ドラマ、ミュージカルなどさまざまな場で活躍されていますが、俳優というお仕事の一番おもしろいところですか?
青木玄徳さん:
いろいろな人達と出会って、いろいろな作品と出会えることですね。僕は今28歳なのですが、大学生や高校生の役もやるんですよ。僕は高校時代ブレザーだったのですが、その作品の設定だと男子は学ランで女子はセーラー服なので、そういった現実ではできなかった違う体験ができるのも俳優としてのおもしろさの一つだと思います。それから僕はもともと裏社会を描いた作品がすごく好きだったので、『闇金ドッグス』のような作品に出演することができ、さらにその撮影現場を直に見られるというのも本当に興奮するぐらい嬉しいことです。
シャミ:
なるほど〜。では俳優として達成感を感じるのはどんなときですか?
青木玄徳さん:
達成感を感じるのは、自分が完璧にお芝居ができたときだと思います。ただ僕の今までの経歴でそこまで完璧にできた役があるかどうかはわかりません。でも今回の須藤司役に関しては、かなり頑張って限りなく完璧に近づけた役だと思うので、ぜひいろいろな方に観て頂きたいと思います。
2016年4月15日取材&TEXT by Shamy
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2016年5月21日より新宿バルト9にて公開他、順次公開
監督:土屋哲彦
出演:青木玄徳/山田裕貴/波岡一喜/津田寛治
配給:AMG エンタテインメント
闇金“ラストファイナンス”で働く須藤司は、元ホストで、女の扱いには絶大な自信を持っていた。そこでウィーメンダイヤルという女性専用の金融システムを作り、男の武器を駆使しながら、次々と女性債務者を増やしていた。そこに現れたのが、元アイドルのえりなと、ステージママの聖子。それぞれの話を聞き事情を知っていくと、次第にこの2人の裏側にとある悪徳プロダクションが浮かびあがり…。
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