今回は、群馬県渋川市を舞台に人間ドラマが描かれる『榎田貿易堂』の主演、渋川清彦さんと、メインキャストの1人、滝藤賢一さんにインタビューさせて頂きました。大人の男性お2人が語る恋愛談義、おもしろかったです(笑)。
PROFILE
榎田洋二郎役:渋川清彦
群馬県渋川市出身、1974年生まれ。モデル“KEE”として活動を開始。1998年『ポルノスター』(豊田利晃監督作)で映画デビューを果たし、『青い春』(2002)、『ナインソウルズ』(2003)、『蘇りの血』(2009)など、豊田監督作品に多数出演。主演作には、『そして泥船はゆく』(2014)、『お盆の弟』(2015)、『モーターズ』(2015)、『下衆の愛』(2016/内田英治監督)等がある。ほか出演作は、『せかいのおわり world’s end girl friend』(2004)、『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』(2008)、『フィッシュストーリー』(2009)、『ゴールデンスランバー』(2010)、『生きてるものはいないのか』(2012)、『11・25 自決の日 三島由紀夫と若者たち』(2012)など多数。2018年は、『パンク侍、斬られて候』(石井岳龍監督)、『ルームロンダリング』(片桐健滋監督)『菊とギロチン』(瀬々敬久監督)、『高崎グラフィティ。』(川島直人監督)、『泣き虫しょったんの奇跡』(豊田利晃監督)が控えている。群馬県渋川市出身、1974年生まれ。モデル“KEE”として活動を開始。1998年『ポルノスター』(豊田利晃監督作)で映画デビューを果たし、『青い春』(2002)、『ナインソウルズ』(2003)、『蘇りの血』(2009)など、豊田監督作品に多数出演。主演作には、『そして泥船はゆく』(2013)、『お盆の弟』(2015)、『モーターズ』(2015)、『下衆の愛』(2016/内田瑛治監督)等がある。ほか出演作は、『せかいのおわり』(2004)、『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』(2008)、『フィッシュストーリー』(2009)、『ゴールデンスランバー』(2010)、『生きてるものはいないのか』(2012)、『11・25 自決の日 三島由紀夫と若者たち』(2012)など多数。2018年は、『菊とギロチン』(瀬々敬久監督)、『高崎グラフィティ。』(川島直人監督)、『泣き虫しょったんの奇跡』(豊田利晃監督)、『ルームロンダリング』(片桐健滋監督)、『パンク侍、斬られて候』(石井岳龍監督)が控えている。
萩原丈役:滝藤賢一
愛知県名古屋市出身、1976年生まれ。1998年から2007年まで俳優、仲代達矢主宰の俳優養成所“無名塾”に在籍し、舞台を中心に活動。『BULLET BALLET バレットバレエ』(2000/塚本晋也監督)で映画デビュー。映画、TVと広く活躍を続けている。主なテレビ出演作品には、『龍馬伝』(2010)、『カラマーゾフの兄弟』(2013)、『俺のダンディズム』(2014)、『破裂』(2015)、『コールドケース〜真実の扉〜』(2016)、「黒革の手帖」(2017)、「半分、青い。」(2018)などがあり、『半沢直樹』(2013)では、日本放送映画藝術大賞優秀助演男優賞を受賞した。主な映画出演作は、『クライマーズ・ハイ』(2008)、『ゴールデンスランバー』(2010)、『許されざる者』(2013)、『SCOOP!』(2016)、『関ヶ原』(2017)、『孤狼の血』(2018)など多数。2018年は、他にも『虹色デイズ』の公開が控えている。
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マイソン:
渋川さんは、地元の地名を芸名に使われていて、本作は同じ群馬県渋川市出身の飯塚健監督と作られましたが、渋川市は渋川さんにとって、やっぱり特別な土地ですか?
渋川清彦さん:
生まれ故郷で好きですし、特別ですね。
マイソン:
今回の撮影中、地元のディープなスポットに皆さんと行ったりされましたか?
滝藤賢一さん:
珍宝館でしょ?
渋川清彦さん:
珍宝館は、劇中に入れたくて、監督に頼んだら、脚本に入れてくれたんです。
滝藤賢一さん:
そういういきさつがあったんですね。
渋川清彦さん:
そうそう。メインになった榎田貿易堂の建物も僕はずっと通っていて、ここを使いたいって思って、監督に言って交渉してもらったら、OKになりました。僕は結構、渋川に帰っているから、渋川のことをよくわかっているんですよ。
マイソン:
(劇中に出てくる)榎田貿易堂のお店って、実在するんですね。一番名所となるのは、珍宝館なんですか?
渋川清彦さん:
どう考えても名所じゃないでしょ(笑)。どちらかというと、アンダーグラウンドなほうでしょ。
滝藤賢一さん:
渋川市をバカにしてるでしょ(笑)。
マイソン:
あはははは!珍宝館についてはよく知らなかったので、この作品で内容を知って、その存在にびっくりしました(笑)。
渋川清彦さん:
あそこ自体もすごいんですが、あそこの何がすごいって、館長がすごいんですよ。館長がちん子っていうんです。
滝藤賢一さん:
この映画にも出ていたんですよ。あの鍵を渡していた人です。
渋川清彦さん:
そう。本当にすごくインパクトがある人で、僕が高校生の時からああいう感じの人で、すごくおもしろいので、あの人も込みで劇中に入れて欲しいなと思って。でも、渋川市の名所と言えば、ベタに伊香保温泉じゃないかな。
マイソン:
なるほど〜。今回は、東京から群馬に戻ってきたキャラクターが登場しますが、世の中的に東京に出てきた方が一度地元に戻ると、敗北感を感じることもあると思います。地元に戻ることがポジティブな人ももちろんいるとは思うんですけど。
滝藤賢一さん:
僕は、世田谷を出ること自体に敗北感を感じますね。
一同:あはははは!
マイソン:
世田谷ブランドみたいな?
滝藤賢一さん:
田舎者ですからね。 無意識に世田谷を意識しているんでしょうね。東京といえば世田谷みたいな(笑) 。実家に帰るなんてもう完全に負けですよ 。 僕の場合、二度と帰らない覚悟で名古屋から出てきていますから。しょっちゅう帰ってますけど(笑)。
渋川清彦さん:
僕は全然そうじゃなくて、都会にちょっと疲れてきているというか。東京にいたらいたで便利で良いんですけど、もともと実家はすごい田舎なんです。でも田舎が好きになってきていますね。ただそこで実際に住んで仕事になるかっていうとわからないですね。
マイソン:
若い時から、感覚が変わりましたか?
渋川清彦さん:
だいぶ変わりましたね。子どもができて特にそう思うようになりました。子どもをもっといっぱい山とかがあるところで遊ばせたいっていうのもあるし。
マイソン:
じゃあ最終的には、田舎で住むのもアリですか?
渋川清彦さん:
住みたいですよね。
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2018年6月9日より全国公開
監督・脚本・編集:飯塚健
出演:渋川清彦/森岡龍/伊藤沙莉/滝藤賢一/片岡礼子/根岸季衣/余貴美子
配給:アルゴ・ピクチャーズ
「扱う品はゴミ以外。何でも来いが信条さ」をモットーに、榎田洋二郎が店を営んでいる、リサイクルショップ“榎田貿易堂”には、扱う商品と同じように、様々な人間が集まってくる。そんな彼等が、それぞれ心に小さな秘密を抱えながら、穏やかな日々を過ごしていたある日、店の看板の一部が落下する。洋二郎は、それを何か凄いことが起きる予兆と言い、その言葉通り、彼等の日常は、静かに変化し始めた…。
公式サイト 映画批評&デート向き映画判定
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©2017映画「榎田貿易堂」製作委員会