本作の主演ジョシュ・ホワイトハウスさんが来日し、インタビューをさせて頂きました。俳優、モデル、ミュージシャンとして活躍されるジョシュさん。綺麗なお顔立ち で、どんなポースでも様になっているなと惚れ惚れしましたが、とてもチャーミングな方で、飾らない姿勢が素敵でした。
PROFILE
ジョシュ・ホワイトハウス
1990年2月27日生まれ、英国イングランド出身。NMEアワード受賞映画『Northern Soul』(2014)や、イアン・ボノート監督作『エッジ・オブ・スピード』(2016)に出演。さらに、『それでも夜は明ける』のスティーヴ・マックイーン監督制作の短編映画で主演を果たす。またインディーズバンド“MORE LIKE TREES”のリードボーカルや、バーバリーのフレグランス“ミスター・バーバリー”のキャンペーンモデルを務めるなど、俳優、ミュージシャン、モデルとして才能を発揮している。今後の作品には、80年代にMGMが製作したカルトミュージカル映画のリメイク『ヴァレー・ガール』などがある。
マイソン:
カップルのキラキラとしたラブラブなシーンと、冷め切った生々しいシーンのギャップが印象的でした。ムードを作る上で、難しいのはどちらでしたか?
ジョシュ・ホワイトハウスさん:
どちらかというと、僕にとっては後者のほうが難しいです。楽しい感情は普段出すし、人にも見せるけれど、悲しい感情や暗い感情って、あまり人には見せない部分なので、それを表に出さないといけないわけですから。
マイソン:
確かにそうですね。リアムのこだわりが強い部分と、そのこだわりに固執して努力に繋げられない状況が、とてももどかしかったです。エンタテインメントの世界にいるとよくあることだと思いますが、もし身近にこういう人物がいたら、どんなアドバイスをしますか?
ジョシュ・ホワイトハウスさん:
しっかりしろと言います(笑)。
マイソン:
ハハハハ。譲歩したほうが良いということですか?
ジョシュ・ホワイトハウスさん:
そうは思わないけど、自分の音楽を聴いてもらいたい、もっと知ってもらいたいなら、いろいろなことに目を向けるべきだと思います。
マイソン:
そうですね。逆にリアムのような恋人を持つ女性に対して、何かアドバイスができることはありますか?
ジョシュ・ホワイトハウスさん:
女の子にも寄るので、一概にアドバイスするのは難しいけど、敢えて言うなら、「自分のiPodを捨てて、散歩でもしたら?」って感じかな(笑)。
マイソン:
歩み寄りは必要ですものね(笑)。リアムとナタリーのように、同じ趣味を持つ恋人同士という状況で、メリットとデメリットってあると思いますか?
ジョシュ・ホワイトハウスさん:
実際に僕も音楽好きの彼女がいるけど、彼女が音楽好きだから彼女を好きというわけではないので、同じ趣味だからということでメリットもデメリットもそれほどないと思います。でも、もし彼女が自分とは好みが違う音楽が好きで、1日中聞かされるとしたら辛いかも知れないですね。
マイソン:
それは辛いですね(笑)。では最後に、リアムにとってのカーブやナタリーのように、人生の転機を与えてくれた方がいたら、エピソードを教えてください。
ジョシュ・ホワイトハウスさん:
兄弟の長男ティムが、18歳くらいの自分にとっては、カーブみたいな感じでした。兄が僕をロンドンに呼んでくれて、僕のために家を用意して、ライブの手配をしたり、レコードレーベルに売り込んだりしてくれました。一時僕のマネージャーみたいでしたね。ミュージシャンに紹介してくれたり、コネを作ってくれて、そのおかげでレイジー・ハビットというバンドのラッパーの方ともその頃からお付き合いが始まって、曲を書く時に手伝ってもらったり、僕を導いてくれて、いろいろ協力してくれています。
マイソン:
素敵なお兄さんですね!今日はありがとうございました!
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『モダンライフ・イズ・ラビッシュ 〜ロンドンの泣き虫ギタリスト〜』
2018年11月9日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開/PG-12
監督:ダニエル・ギル
出演:ジョシュ・ホワイトハウス/フレイア・メーバー/イアン・ハート
配給:S・D・P
リアムとナタリーは、レコード店で知り合い、交際をスタート。リアムはミュージシャンとして成功することを、ナタリーはレコードジャケットのデザイナーになることを夢見ていたが、ナタリーはリアムの夢を応援し2人の生活を維持するため、広告会社で働くことに。そして、徐々に生活のペースや価値観のズレが生じてきた2人は、別れを決意する。
公式サイト 映画批評&デート向き映画判定
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