今回は、人気沸騰中のダンス&ボーカルグループ、そして映画『サイドライン』で主演を飾った超特急のメインダンサーの5名にお話を伺いました!部屋に入ると早速一人ずつ自己紹介の挨拶を元気よくしてくださり、そのフレッシュさに圧倒されてしまいました(笑)!トーク中も皆さん、ボケとツッコミが満載ですごく楽しかったのですが、メンバー同士の仲の良さについて聞いてみました。
上記写真は左から、カイさん、リョウガさん、タクヤさん、ユーキさん、ユースケさん
PROFILE
史上初のメインダンサー&バックボーカルグループ。ダンスミュージックをベースにした楽曲とフォーメーションダンスを取り入れたパフォーマンスで観客を魅了する。メインダンサー、カイ(2号車/神秘担当)、リョウガ(3号車/ガリガリ担当)、タクヤ(4号車/筋肉担当)、ユーキ(5号車/ドジっ子担当)、ユースケ(6号車/元気担当)、バックボーカルの、コーイチ(1号車/お父さん担当)、タカシ(7号車/末っ子担当)からなる7人組で、ファンを8号車の愛称で呼ぶ。 2011年12月25日に結成し、2012年6月10日にシングル「TRAIN」でCDデビュー。アルバム&シングルの9作品が、オリコンウィークリーチャート連続TOP10入りを果たし、10枚目のシングルとなる最新曲「Beautiful Chaser」が北川景子主演のドラマ『探偵の探偵』の主題歌に起用された。2015年12月23日、24日には、今年の目標だった国立代々木第一体育館での単独2Daysライブが開催予定。本作『サイドライン』では、メンバー全員が出演し初主演を飾る。
シャミ:
劇中で見事なチアリーディングを披露していてすごくカッコ良かったです。普段はダンスをされている皆さんですが、チアリーディングの難しかったところはどんなところですか?
リョウガさん:
チアリーディングって見ているだけでは想像できないくらい肉体を使うスポーツで、ガリガリ担当の僕としては、筋肉がないのですごく大変でした。最後の一番高さのある技のときは、一番下のベースをやらせてもらって、ガリガリ担当として死力を尽くしました。
シャミ:
今回のチアをやったことで筋肉が付いてしまったりしませんでしたか?
リョウガさん:
そこはガリガリ担当として貫き通しています(笑)。
タクヤさん:
僕はトップというみんなの上に立つポジションをやらせて頂きました。普段僕は絶叫系のアトラクションがすごく好きなので、講師の方にトップをやってと言われたときからすごくワクワクしていました。でも、ベースをしていたメンバーは首にあざができたりすることもあって、それはすごく辛そうで心配でした。だから上に乗る度にごめんねっていう気持ちでやっていました。
ユーキさん:
僕もトップをやらせて頂いたのですが、タクヤとは逆で、僕は絶叫系が苦手だったので、最初は怖かったです。トップってすごく高い位置に立つ上、そのまま後ろに命綱なしで倒れるので、ミニバンジージャンプをやっているような感覚でした(苦笑)。でもそれだけみんなとの信頼関係が大切で、そういうところがダンスとは一番違った部分でした。
シャミ:
本作では、男同士の友情が描かれている部分もありましたが、普段皆さん一緒にいて気まずくなってしまいそうなときに、何かしていることはありますか?
ユーキさん:
気まずくなったら様子を伺います。もし自分が言ったことで気まずい空気になったら、自分で空気を変えると思います。
タクヤさん:
あまり気まずくなることはありませんが、放っておけば大丈夫な気がします。
シャミ:
じゃあみんなで何かするときに、意識していることはありますか?
タクヤさん:
ライブ前はみんなで円陣を組んで、一つになろうという意識を高めたりすることはあります。でも普段はそんなに自分たちの関係を特別意識することはありません。
リョウガさん:
超特急のみんなって、ねちねちしていないし、さっぱりしているんですよね。もし気まずくなりそうなときがあっても本当にその一瞬だけで、それ以降に引きずることはないんです。普通こういうグループだったら、ケンカとかがもっと起こるものなんじゃないかなって思うのですが、本当にないので逆に心配なくらいです(笑)。
シャミ:
本当に皆さん仲が良いんですね!すごく羨ましい関係です。では次の質問です。本作ではハナちゃんのためにみんなが頑張っていたのですが、自分のためでなく誰かのために頑張ることの大切さはどんなところだと思いますか?
カイさん:
僕は誰かにプレゼントをすることが大好きで、誕生日とかそうでなくても、例えばこのTシャツはあの人に似合いそうだなって思ったら買うこともあります。だから相手のことを思うこと自体が大切なのかも知れませんね。でも大切な友達だと自然にそういう行動をしたいって思えます。
タクヤさん:
僕は誰かが何かに困っているときに助けてあげたり、良き理解者になってあげられたら良いなって思います。
シャミ:
そうやって相手のことを思うことが一番大切なのかも知れませんね。ユースケさんは、誰かのために何か頑張るときはどんなときですか?
ユースケさん:
今年の夏のツアーのテーマが8号車さん(ファン)が元気になるライブをするということだったのですが、それを全力で頑張りました。とにかく最後までやり切って、みんなが笑ってくれるまで諦めずにやることが大切だと思います。ネバーギブアップなんです(笑)!
シャミ:
8号車さんたちはすごくたくさんいると思いますが、みんなを元気にするのは大変じゃないですか?
ユースケさん:
大丈夫です!僕たち7人の力だったらみんなを元気にできます!逆に僕らが元気をもらっている部分もあって…、何が言いたいのかよくわからなくなっちゃった(笑)。
メンバー:
こういうときこそ諦めるなよ〜!! すでに話し続けることを諦めてるじゃん(笑)。
シャミ:
では、ご自身が演じたキャラクターに共感できた部分を教えてください。
ユーキさん:
僕が貴章に共感できたのはやっぱりダンスですね。今も職業としてダンサーをしているので、共通するところがあるなって思いました。
シャミ:
でも貴章の場合はダンサーを目指している立場で、ユーキさんの場合は実現されているという立場ではちょっと立ち位置が違う気がしたのですが…。
ユーキさん:
いや、僕もまだまだ目指している立場なんですよ。ダンスに終わりはないのでずっと上を目指しています。それに僕自身、超特急のダンサーであると同時に、一人のダンサーとしてももう少し活躍できるようになりたいなって思っているんです。だから自分が持っているものをもっと磨かないといけないんですよ。
シャミ:
なるほど〜、ダンスって奥深いんですね。ではリョウガさんが演じた日向との共通点はありますか?日向は保父さんでしたが、子ども達との共演はいかがでしたか?
リョウガさん:
僕は日向(ひゅうが)のうるさいところやテンションが高めなところは似ているなって思いました。日向をさらにアホにしてテンション高めにしたのが僕です(笑)。子どもは、正直苦手だったんです(苦笑)。最初に遠くから子どもたちを見たときはヤバいなって思ったんですが、実際に接してみたらすごくなついてくれて、両腕をマッサージしてくれたこともあって、いろいろと混乱しつつもその状況にだんだんと慣れていった感じでした。最近はライブのときにキッズスペースっていう子どもたち専用の場所があるのですが、そこにもちゃんとアピールすることができるようになりました。それはこの映画のおかげなのかなって思います。
シャミ:
では最後に本作をこれから観る方に向けて一言オススメコメントをお願いします。
カイさん:
僕たちは普段、歌とダンスをやっているのですが、今回演技初挑戦のメンバーが多いなかで、長編映画に初主演をさせて頂きました。トーキョー女子映画部の方にも僕たちの初挑戦の姿をぜひチェックして頂けたらと思います。あとは、劇中で踊っているシーンもあるので、もし気になったら超特急のライブにも遊びに来てください!
リョウガさん:
7人の青少年の熱い気持ちをぜひ感じて欲しいです。作品のなかで7人はそれぞれの壁を乗り越えていっているので、その姿を見て元気や勇気をもらって、映画を観た人たちも自分の壁を乗り越えられたら良いなと思います。
ユースケさん:
この映画を観ると、仲間の大切さを感じると思います。なので、できれば大勢で観て頂いて、観終わった後に仲間って良いよねとか話してもらえたら嬉しいです。今日はダンサーの5人だけがここにいますが、ボーカルのタカシとコーイチも映画に登場していて、すごくおもしろい役をやっているので、ぜひ7人全員を楽しんでご覧ください。
2015年9月14日取材&TEXT by Shamy
2015年10月31日より全国公開
監督・脚本:福山桜子
出演:超特急(コーイチ、カイ、リョウガ、タクヤ、ユーキ、ユースケ、タカシ)/浅見れいな/舘形比呂一/チャド・マレーン/岩崎未来/福田麻由子(友情出演)/歌広場淳(ゴールデンボンバー、特別出演)/山崎銀之丞/真琴つばさ
配給:BS-TBS、トリプルアップ
大悟、賢将、日向(ひゅうが)、宇宙(そら)、貴章、信矢、博巳の7人は幼馴染で、町内会の青年団。子どもの頃はいつも一緒に遊んでいた彼らだったが、大人になった今はそれぞれバラバラの道を歩んでいた。だが、とあるきっかけで8才の少女ハナと出会い、バラバラだった7人の距離は再び近づき始める。さらに“祭りはじめ”のイベントを7人が任されてしまい…。
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