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第4回目となる今回の部活では『かぞくはじめました』を鑑賞しました。
多くの女子がぶつかる悩み「仕事、恋愛、結婚、子育て…」。アンケート結果からは、主人公の行動や決断を前向きに捉えた人、現実的な部分を見た人で、同じ映画を観ているのに全く逆の解釈に分かれた点が多かったのが興味深いです。ではその詳細をご報告しましょう。
監督:グレッグ・バーランティ
出演:キャサリン・ハイグル/ジョシュ・デュアメル/クリスティナ・ヘンドリックス
配給:ワーナー・ブラザース映画
2010年 アメリカ 115分
公式サイト
映画批評&デート向き映画判定
レストラン経営で成功を夢見るホリー・ベレンソンと、スポーツ番組のディレクターとして一人前になることを目指しているエリック・メッサーは、お互いの親友のお膳立てでブラインド・デートに出かけるが初っぱなから最悪な印象でまともなデートにならなかった。その後、二人をブラインド・デートさせたお互いの親友は結婚し、ホリーとエリックは彼らの娘ソフィーの名付け親となった。だが、突然の事故で親友夫婦はソフィーを残してこの世を去ってしまう。そして、ソフィーの後見人が名付け親である自分たちになっていたことを急に知らされたホリーとエリックは、険悪さは後回しにして、残された彼らの家でソフィーを育てることに。自分の夢もあるけれど、ソフィーへの愛と親友への思いがあり、なんとか共同生活をしていく二人。果たして二人とソフィーはどうなってしまうのか…。。
©2010 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
ではまず映画の感想からご報告します。
アンケート回収数 55名分
年齢分布
18〜20歳 | 1 | 21〜25歳 | 8 | 26〜30歳 | 13 | 31〜35歳 | 15 |
36〜40歳 | 11 | 41歳以上 | 7 |
ご結婚されていますか? 未婚 36 / 既婚 19
お子様はいらっしゃいますか? いる 7 いない 47 無回答 1
満足38 まあまあ17 やや不満0 不満0
満足38
<理由>
■子育ての大変さと家族の大切さを教えてくれた。
■すべて無理そうだったことが最後にすべて可能になったところが良かった。
■軽めのラブコメだと思っていたが、内容がすごく濃く大変良かった。
■家族になってから恋に落ちるのも良いですね。
■笑いあり涙ありで最後まで楽しかった。6
■観終わって幸せな気分になれた。
■お話の筋としては王道で予測がしやすく安心して観られた。
キャラクターもご近所さんを含め、あったかくて良かった。
■ストーリーのテンポが良く、主人公たちのなれそめのエピソードなど、過不足なくうまくまと
められていたのでスムーズに観られました。2人を支える脇の人たちも楽しいです。
■心温まる映画でした。
■子育てと仕事と結婚生活について考えられたから。あとめっちゃ幸せな家族だと思ったから。
■子育てよりも恋愛色が強いけれど、ソフィへの愛情なども感じとれて良かった。
■ストーリーがあり得ない設定だけど、すごく引き込まれて良かった。
■現在の自分の状況が神様に与えられた運命だから大切にしようと思ったから。
まあまあ17
<理由>
■実際、子育てはもっといろいろなことが多く苦労するし、自分の子供じゃなければ大変だと
感じることが多いと思う。
■落ち着くところに落ち着いた感じ。
■映画としては楽しめたが、現実味が少し物足りない。子育てはそんなに甘くない。
■「アトランタだからこそ飛び出した」と思われるセリフの翻訳が省略されており残念。普通なら
育児パートナー同士で育て方、お互いのキャリアを話し合うはずが、そういう場面が出てこない
ところが非現実的だったが、主人公の発言には共感できるポイントが多く良かった。
■恋愛も子育ても過程が丁寧に描かれているから。ラストはひねりがないので少し残念。
■子育てのきっかけが悲しいきっかけでしたが、続きが気になる話でした。
■大嫌いな人と子育てをするっていう設定が変わっていておもしろかった。
あとはいつものラブコメな感じ。
■赤ちゃんが表情豊かで驚きました。ストーリー的にはベタな感が…。
■あり得ない設定だけど、結局キャラに共感して引き込まれる部分も多い。
■日本では(他国でも?)あり得ない設定なので。
■エンディングが普通だったから。
■リアルな独身男性の視点がわかった。
■ストーリーが単純。何のサプライズもない。
■感動もあるし、笑いも…。飽きない感じだった。
満足派もまあまあ派も、意外な設定に興味を持ったようですね。それを非現実的過ぎるとみるか、あり得ないけどありかもしれないとみるかで感想が分かれたようです。あと、恋愛映画とみたのか、家族の映画とみたのかでも印象が違ったようですね。比較的年代が若いほど恋愛要素へ注目して鑑賞されたようです。byマイソン
物語29
<理由>
■変わった設定だから。2
■実際にはほとんどあり得ないことなので新鮮でした。
■仕事を理由に子供を諦めている人に「子供っていいな、私にもできるかも」と勇気を与える。
■今までの恋愛映画にないスタートラインだけど、子供が間を取り持つというのは可能性がある
話だと思うから。
■シンプルでわかりやすいです。
■始まりは悲しいけど、最後は幸せな気分になれるあったかい物語。
■感動的になり過ぎずに感動させ、甘すぎる展開になり過ぎずに恋愛の甘さと辛さを描いていて
良かったです。
■大嫌いな男生徒子供を育てるという内容はおもしろかったです。「嫌よ嫌よも好きのうち」
ってことかも知れませんね。
■共感できる内容がたくさんあった。
■誰もが経験することであり、希望を持つことができたから。
■家族の本当の意味や愛について考えさせられる。
■ホームコメディのようで楽しめる。
■リアルな感じがしたから。
■ただラストはエリックの仕事がどうなったのかわからないのが物足りない。
キャスト17
<理由>
■主演2人と赤ちゃんは表情もキャラもすごく魅力的でした。
キャサリン・ハイグル9
<理由>
■今のラブコメは彼女が旬だから。3
■演技が上手だった。
ジョシュ・デュアメル5
<理由>
■イケメンなので食い入るように見てしまった(笑)。
■野性的で魅力的。
■かっこいい。
■軌道に乗ろうとしているファーギーのイケメン夫だから。
ソフィー役の赤ちゃん5
<理由>
■表情豊かで何をやってもかわいい。
■自然と笑みがこぼれてしまうほどかわいい。
■子供と動物ものにはずれは少ない。
ご近所1
テーマ15
<理由>
■単純そうでとても複雑な問題をいろいろと盛り込んでいたが、きれいにまとまっていた。
■予想のつく終わりだけど飽きずに楽しめました。
■今まで子育てから始まる恋愛がテーマの映画は無かったように思うから。
■未婚女子の実際とか…。
■世の中にはいろいろな家族がいること。
■突然親になる!!なんてことは人生でほぼありえないこととはいえ、誰もが「自分だったら…」
と投影できるテーマが良い。
■働いている(働いていた)女性を思わずうなずかせる、共感させるシーンが多かったから。
■あり得ない設定でおもしろい。2
■自己実現って言ってても、思いがけないことは起こる。予定は未定だし、それでいいんだと
思えるところ。
■新しい愛情と家族の形。こういうのってなさそうでこれからあるかもと思った。
■結婚、子供、友人、人生…いろいろ考えさせられました。
■子育ての大変さがわかるから。
音楽0 その他0
物語やテーマが良かったと答えた人が圧倒的。予測していた結末だったと答えた人でも過程を楽しんだということですかね。始まり方が結構うまいんです。結末は予測がついていても、こんな出だしでどう繋げていくのかって思い、引き込まれるんだと思います。byマイソン
変わった16 変わらない39 その他0
■やりたいこと全部、同時進行でとりあえずやってみればいいじゃんとホリー(主人公)が
思わせてくれた。
■労力、経済面含めて、大変さを実感しました。その分の喜びもですが。
■両立することで皆が幸せになれることもあるから。
■頑張りすぎず、楽しんで子育てすれば良い。
■子育てとキャリアの両立は本当に大変だなことだなあと思った。
■自分を見失わずに周りの人、自分の生活は幸せにしていこうと思った。
■本気で働こうと思ったら、やっぱり協力してくれる人が必要。1人では厳しいと実感。
■子供が欲しいと思わせてくれた。
■不安は多いけど始めると何とかなると楽な気持ちになった。
■「何とか両立できるはず」と思っていたけど、実際には難しそう。子供を持つのがちょっと
不安になりました。
■思い通りにいかないことが多い。
同じ様子を見ているのに「仕事と子育てが両立できそうだ」と感じた人、「両立はやっぱり難しそうで自信がなくなった」と答えた人がいるのはおもしろいですね。おそらく経済面や今の自分がどんな生活を送っているかで印象が違うんでしょうね。byマイソン
トーキョー女子映画部第4回部活「女子限定試写会&座談会」の様子
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