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トーキョー女子映画部第15回の部活では、『バチェロレッテ ーあの子が結婚するなんて!』を観賞。本作はキルスティン・ダンストを始めとした美人な女子たちが、女子の本性をさらしています。彼女たちの激しいドタバタ劇は、笑いあり、恋愛あり、友情ありのとてもおもしろい物語です。この作品をきっかけに結婚についての女子の本音を探ってみました。
→座談会リポートはこちら アンケート結果2はこちら
『バチェロレッテ ーあの子が結婚するなんて!』
2013年2月22日全国公開
監督:レスリー・ヘッドランド
出演:キルスティン・ダンスト/アイラ・フィッシャー/リジー・キャプラン/ジェームズ・マースデン
配給:ギャガ
高校時代の同級生でおブスでおデブな友達ベッキーが誰よりも先に結婚することに!この衝撃の告白を受けたレーガンは、親友のジェナとケイティに緊急報告。3人は結婚式のためNYに駆けつけるが、前夜祭でハジケすぎてしまい、大失態をしでかしてしまう。
©2012 Strategic Motion Ventures, LLC
公式サイト 予告編
映画批評&デート向き映画判定 監督インタビュー
アンケート回収数 31名分
年齢分布
20歳未満 0 20歳〜25歳 2 26歳〜30歳 5 31歳〜35歳 6 36歳〜40歳 12
41歳〜50歳 4 51歳以上 2
大満足 6 良かった 16 普通 2 やや不満 2 不満 0
女子の恥部をさらけ出していて見苦しいが否定できない 14
女子の本音を語った映画で共感した 13
友達の結婚を内心喜べないこういう女子は私の周囲にいっぱいいる 7
ここまでひどくないので共感できない 5
その他 4
■女の友情は複雑
下ネタなど過激なシーンも多かったので、最初はびっくりした方もいたようでしたが、最終的には共感したり、主人公たちの行動がどんなに見苦しくても否定できないという意見が多かったのには納得です。口にしないまでも心に秘めたもやもやがあるのは世界共通。本作のキャラクターたちのはじけっぷりややけくそぶりは、開き直って観ると笑えるし、愛おしくも感じます。 by シャミ
■ベッキーとレーガンのトイレでの会話が良かった。女友だちは最高だと思った。 4
■女子で集まると結構ノリでやり過ぎてしまうところに共感した。 3
■レーガンが「自分に一番に結婚すると思っていた」と言っていたシーンに共感した。3
■ジェナと元彼が昔に戻って話すところ。 3
■自分の憧れのドレスを着て欲しくないと言うところ。2
■ベッキーの結婚報告を受けるシーン。
■友だちの結婚を喜べなくてもやっぱり友だちが一番と思えるところ。
■レーガンの「結婚する予定もない」と言うシーン。自分を重ねてしまった。
ジェナ | レーガン | ケイティ |
レーガン(キルスティン・ダンスト)15
■いい加減にできない点、ちゃんとこなすところ。 2 ■昔から完璧にこなしてきたはずなのに、結婚できないから。
■学歴もあるし、太ってないし、頑張ってるのにと思ってるところ。
■コンプレックスな感情が渦巻いているところ。
■自分より劣っている子の結婚を素直に喜べないのに幹事をしているところ。
■一番ベッキーのことを思い、頑張っていたから。
■優等生気取りで、けど“かまってちゃん”なところは否定できない。
■自分と境遇が似ている。
■仕事も一応頑張っているところ。
■強くて優しいところ。
■しっかりまとめなきゃと思う反面、感情に流されやすいところ。
ケイティ(アイラ・フィッシャー)0
ジェナ(リジー・キャプラン)12
■元彼をひきずっている感じはよくわかるから。 8
■元彼と会うとドキドキしちゃうところ。
■トラウマ的に悩む気持ちはよくわかる。
■強がってるけど本当は純なところ。
■なんとなく大人になりきれず、自分を信用できないところ。
■クールで皮肉屋でも情に熱いところ。
ベッキー(レベル・ウィルソン)3
■一番まともだったから。 2
■明るいところ、相手のことを一番思っているところ 。
いない 2
レーガン派がほとんどかと思っていましたが、元彼をひきずるという部分でジェナも多数を占めました。ケイティに共感した方がいなかったのは少し残念ですが、さすがに彼女ほど奔放で自由な感じだと日本人女性で共感できる方は少ないのかも知れませんね。 by シャミ
結婚することで出てくるデメリットについて独自の分析を話す 13
本人に祝福の言葉をいうときに目が笑っていない 10
あたかも妥協して結婚するかのように噂する 8
結婚する人の噂話で花ムコの欠点を話題に出す 7
不自然なほど大げさに祝福してみせる 7
facebookの友達の結婚報告には、決して「いいね!」を押さない 3
当てつけのように独身生活を謳歌するイベントを企画する 2
思わずギクっとしてしまう特徴に票が集まりました。決して悪気はなくても、結婚していない自分に対してつい言い訳をして変に取り繕ってしまうのが女という生き物です(笑)。自分でないにしても周りに一人は必ずこういう子いますよね。 by シャミ
結婚相手に求めるレベルが高過ぎ 16
出会いがない 10
ダメ男とばかりつきあっている 8
年齢的な問題 5
親や周囲の価値観に邪魔されている 4
結婚相手の事情 3
女磨きに努力が足りない 3
昔の恋をひきずりすぎ 2
仕事に夢中で忙しすぎる 2
その他 2
■人の話を聞かない
■相手のことをちゃんと見ない
現実的で厳しい結果となりました。客観的にみると「もっとこうすれば上手くいくよ」と言えるのですが、自分のこととなるとなかなか難しいですよね(笑)。レーガンのように立派なキャリアを持ち、恋人がいてもなかなか結婚に繋がらないケースもありますし、結婚て本当に自分だけで決められないものだと切実に感じます。 by シャミ
■女性なら誰でも 3
■婚活中の人(頑張りすぎている人たち)2
■何でも笑える人
■男女問わず全ての人
■周りが結婚してしまって焦っている女性
■友情ってなんだろうと思う女子
■女性に限らず男性にも観て欲しい。女性の怖さの勉強になるのでは?
結婚適齢期の女性におすすめしたいという方がほとんどでした。女性が観ると当たり前のような内容ですが、男性がこの映画を観るとかなり衝撃的なようです。ぜひ男女問わずいろいろな方に観てもらえたらと思います。 by シャミ
■20% 1 ■30% 2 ■50% 1 ■60% 3
■70% 4 ■75% 3 ■80% 9 ■85% 2 ■90% 3 ■100% 3
平均 73.4%
ドラッグやパーティー文化がない私たちにとって、ハメを外し過ぎてしまう経験は少なく、100%彼女たちに共感するのは困難でした(笑)。ですが、上映中は笑い声も聞こえ、客観的に彼女たちのドタバタ劇を楽しんで観た方が多かったようです。また、今回のアンケートでは自分や周りの方で「友人の結婚を喜べない人」や「結婚したくてもできない人」についてもリアルな意見を聞くことができ、女子の真相を垣間見れた気がします。女子ってやっぱりおもしろい!
また今後もいろいろなテーマで部活を実施していきます。お楽しみに。
→この部活の座談会リポートを見る →女の本性は友人の結婚時に表れる?(WEBアンケート結果)
2012.12.14 event