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『天空の蜂』
2016年2月3日
ブルーレイ&DVDリリース
レンタル・デジタル配信同時開始
1995年に発表された東野圭吾のベストセラーを映画化した『天空の蜂』。本作は、原発問題という社会的なテーマを持つ一方で、父と息子の関係を描いた感動作となっています。そんな本作にちなんで今回は、女子の考える理想の夫&父親像について調査しました。
アンケート回答人数 284名
<年齢分布>
10代 6.0% 20歳以上25歳未満 13.4% 25歳以上30歳未満 12.3%
30歳以上35歳未満 13.7% 35歳以上40歳未満 11.6% 40歳以上45歳未満 11.6%
45歳以上50歳未満 12.3% 50歳以上60歳未満 16.2% 60歳以上 2.8%
<結婚歴>
未婚…53.9% 既婚or過去に結婚経験あり…46.1%
★「仕事ではそれなりに出世して稼ぎも良いけれど、仕事人間の夫」を選択した方の意見 | |
■男は稼いでなんぼ!私1人でも遊べるので家庭サービスは不要。(20代前半、未婚) ■大抵の不満はお金で解決できる。(20代後半、未婚) ■仕事に打ち込める真面目さと責任感が良い。男女問わず、稼げる人は能力が高く、人間としての器が大きい印象。(20代後半、未婚) ■あまり依存しないタイプなので、仕事人間はむしろ歓迎。(20代後半、未婚) ■専業主婦に憧れるし、稼ぎは良い方が良いです。(30代前半、未婚) ■独身生活が長く、あまり今の生活スタイルを変えたくないので、仕事人間の方が今の生活と近い感じでやれそう。(30代後半、未婚) ■家庭にべったりされても邪魔になる。(30代後半、未婚) ■結婚した相手が、仕事嫌いな人でとても苦労しました。仕事をして稼ぐ人と、家を切り盛りする人とで、分かれている方が仕事も家のことも中途半端にならずに済むと思います。(30代後半、既婚or過去に結婚経験あり) |
■仕事ができる人なら必要に迫られれば、家事や育児や介護にも能力を発揮できると思います。(40代後半、既婚or過去に結婚経験あり) ■仕事は大事です。家庭をないがしろにしても仕事の責任をきちんと果たす人がいるからこそ世の中が回っていると思います。(50代、既婚or過去に結婚経験あり) |
★「家庭サービス優先、稼ぎは平均的な夫」を選択した方の意見 | |
■仕事をするために家庭を築く人より、家族を養うために仕事をする人と一緒になりたいです。(10代、未婚) ■家族との関わりが大事だと思います。父が仕事人間だったので、仕事が落ち着いてから絆や信頼を築くのは大変だと実感しています。(20代前半、未婚) ■お金より家族との時間。贅沢しなければ生活できるし、最悪私もパートに出ます。(20代前半、未婚) ■子どもがいるなら断然家族を大切にして欲しい。(20代前半、未婚) ■仕事だけで家庭を顧みない夫との人生は嫌。一緒にいる意味がないような気がします。(20代後半、未婚) ■お金より愛であり、家族です!仕事に不満があり過ぎるのは嫌ですが、それなりのプライドを持って働き、休日は家族サービスとまではいかなくとも、一緒に過ごす時間が欲しいなと思います。(30代前半、未婚) ■家族を大事にする人は自然と出世するはず。(30代前半、既婚or過去に結婚経験あり) |
■仕事人間だと話もコミュニケーション不足でわかり合えないと思う。(30代後半、未婚) ■「家のことは全部お前の仕事」と、任されても困る。子どもは夫婦で育てるものだと思うし、お金が必要なら自分も稼げば足りると思う。昔から「忙しい」を理由にする男性が嫌いなので、仕事があろうとプライベートもきちんと気遣って欲しい。もしできないなら、離婚して自分1人で子育てをした方がストレスが溜まらないと思う。(30代後半、既婚or過去に結婚経験あり) ■オンとオフを切り替えられる夫が良いです。休日は家族と一緒に過ごしたり、自分の趣味に時間を使える”デキるダンナさん”が理想です。(40代前半、未婚) ■仕事人間は仕事を失った時にどうなるかわからない。濡れ落ち葉になる可能性大。(50代、既婚or過去に結婚経験あり) ■私が稼ぐので、その分家事に協力的な夫が良い。(50代、既婚or過去に結婚経験あり) ■会社での立場はいつ変わるかわからないし、退職後の関係を考えると家庭を大事にする人の方が良い。(50代、既婚or過去に結婚経験あり) |
皆さんそれぞれ夫婦関係に対する考え方があるようですね。どちらの夫が良いのか悩みますが、やはり夫婦円満が一番ですね!
★「毎日帰りが遅くて、休日出勤もあり、子どもと過ごせなくても、もっと稼いできて欲しい」 を選択した方の意見 | |
■子どもを優先にして会社を休み、お給料が低くなると、その分女性が働かないといけなくなる。(30代前半、未婚) ■経済面が離婚の多くの原因だから。(30代前半、未婚) ■本当に仕事人間なのであれば、それはありがたいことだと思う。仕事優先は大歓迎だが、子供への愛情はしっかり持っていて欲しい。その気持ちは必ず子どもに伝わると思う。(30代後半、既婚or過去に結婚経験あり) ■口うるさいことを言わないなら亭主元気で留守が良い。(50代、既婚or過去に結婚経験あり) |
★「会社を休んででも、子どもとの時間を最優先にして欲しい」 を選択した方の意見 | |
■子どもを自分1人で見るのは大変だと思うし、2人の子なのだから一緒に育てたい。(20代前半、未婚) ■子どもが小さい時期はその時しかないから。(20代後半、未婚) |
■子どもを見るのは大変だし、その大変さを妻一人に抱えさせて自分の仕事を優先するのは、愛情ではない。(30代前半、既婚or過去に結婚経験あり) ■子どもと関わる時間が少ないと思うから、会社生活のうちの少しだけでも子どもとの時間に割いて欲しい。(50代、既婚or過去に結婚経験あり) |
★「夫のスタンスを無理に変えたいとは思わない」 を選択した方の意見 | |
■子どもと家族の幸せのためにはバランスが重要。気持ちだけではごはんは食べられないので。(10代、未婚) ■できるところから変えていけば良いと思う。仕事の合間を子どもとの時間にあててくれるのなら良い。(20代前半、未婚) ■家族で過ごす時間を定期的にとってくれるならそれで良いです。子どもに少し寂しい思いをさせるのもまた経験なのではないでしょうか。(20代前半、未婚) ■すぐに変えても双方にストレスがかかり、子どもにも良い影響を与えることができないと思う。徐々に子どもと向き合う時間を作ってくれれば良い。(20代前半、未婚) |
■本人が望んで仕事と家庭を両立しないと、いつか無理がきそう。(20代後半、既婚or過去に結婚経験あり) ■協力はして欲しいけど、嫌々されるのはこちらも嫌。(40代後半、既婚or過去に結婚経験あり) ■わざわざ仕事を休むのはどうかと思うが、子どもがお父さんと認識できるくらいは家にいて欲しい。(50代、既婚or過去に結婚経験あり) ■仕事があるときはきちんとやってきて欲しいし、ない時は無理しない程度に子育てに参加して欲しい。(50代、既婚or過去に結婚経験あり) ■そうしたくてもできない就労環境もあるし、本人の考え方も尊重したい。(50代、既婚or過去に結婚経験あり) |
「夫に判断を任せる」を選択された方が約8割という結果になりました。『天空の蜂』にも、世間で議論を呼んでいる問題に関わる仕事に就く2人の男が登場するので、ぜひそれぞれの決断を見届けてください。
<各回答理由> ※回答した選択肢: 1=仕事を変えて欲しいと夫に言う/2=生活のために我慢する/3=夫の判断に任せる/4=気にしない |
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■仕事をするのは夫なので、私はアドバイスや相談には乗るけど、決める立場にはないと思う。応援します。(10代、未婚/選択肢:3) ■問題に関わる仕事をしているために、日常生活に著しく支障が出ない限り、気にしないと思います。(20代前半、未婚/選択肢:4) ■本人にきちんとした意志があっての選択ならば尊重する。(20代前半、未婚/選択肢:3) ■夫の仕事であり夫の問題であるため、法に触れることでなければ本人の判断に任せたい。(20代前半、未婚/選択肢:3) ■流されて問題に関わっているなら、変えて欲しいと思うが、自分が招いた問題であればしっかり解決し、乗り越えて欲しい。(20代後半、未婚/選択肢:3) |
■人に好かれないことはして欲しくない。(20代後半、未婚/選択肢:1) ■本人じゃないとわからない使命感などがあると思う。(30代前半、未婚/選択肢:3) ■養ってもらって、生活できるなら我慢すると思います。(30代前半、未婚/選択肢:2) ■夫が満足していれば何であれ応援したいです。 (30代前半、既婚or過去に結婚経験あり/選択肢:3) ■男性のメンツを保つためにも、信頼して任せることが必要だと思う。(40代前半、既婚or過去に結婚経験あり/選択肢:3) ■世間体が良くないから。(40代後半、既婚or過去に結婚経験あり/選択肢:1) ■犯罪以外なら構わない。(50代、既婚or過去に結婚経験あり/選択肢:4) |
<そのほかのご意見> |
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■柔軟性がある人は誠実なはずです。一見、正反対な2つの素質ですが、上手くバランスがとれている人こそ理想的です。(20代前半、未婚) ■優しさ、強さ、野心、そのすべてが男らしさに含まれていると思う。(20代前半、未婚) ■男らしさは私には持てないものなので、ここぞという時に発揮してくれたら嬉しいです。すべてバランス良く持っている夫だったら一番ですね(笑)。(30代前半、未婚) ■優しくてユーモアがある人が良いです。経済力は自分も働けばカバーできるので内面重視。子どもが自立してからも、ずっと夫と一緒に生活することを考えると、仕事抜きの部分が重要だと思います。(30代後半、既婚or過去に結婚経験あり) ■ユーモアがあれば、どんな苦難でも笑って乗り越えられる。(40代、未婚) ■誠実さが人間関係で一番重要なことだと思う。(40代前半、既婚or過去に結婚経験あり) ■同じ価値観を持っているかが重要。(40代後半、既婚or過去に結婚経験あり) |
■世間の波に呑まれないだけの心と体。(40代後半、既婚or過去に結婚経験あり) ■経済力、誠実さ、優しの三拍子がそろえばナイス!(50代、既婚or過去に結婚経験あり) ■世界の誰よりも私の味方でいてくれる存在であること。(50代、既婚or過去に結婚経験あり) |
<期待&応援コメント>
■原発という日本でホットな話題でビックリました。本当にあってもおかしくないことなので、このストーリーがどのように解決するのか気になります。(20代前半)
■豪華キャストに骨太な物語の設定に興味が湧きます。バリバリ働く父親が息子との関係性を見直すことで、私や彼氏にも影響があったら嬉しいです。(30代前半)
■豪華キャストがとても気になります! 東野作品をどのようなスケールで描いているのかとても興味深いです。(30代前半)
■日本にいると平和ボケして「こんなの映画の世界の話だ」と思ってしまいがちですが、この映画の内容は、実際には起こりうる話だと思うので非常に興味深いです。ぜひ観てみたいです。(30代後半)
■父と息子というのはなかなか難しい関係なので、小さい時からの関係はとても重要だと思う。この映画で父子関係のストーリーがどのように展開するのかが気になる。(40代前半)
■人間臭い映画が好きなので期待しています。(50代)
<観た方の感想>
■原作が1995年に出版されたということに驚きが隠せません。まさに3.11後の現在の日本を描いているような内容で、予知夢を見ているようでした。恐ろしいほどに秀作!(20代前半)
■二重三重のトリックがおもしろかった。見せ場がたくさんあり、138分間飽きることなく観られました。(20代後半)
■一時も目を離せない迫力あるシーンばかりでした。俳優達の演技が素晴らしく、作品の世界に入り込めました。特に綾野剛さんの演技は、何とも言えないくらい素晴らしさを感じました。(20代後半)
■終始緊張感が続くなかで人間のさまざまな情が描かれていたのがおもしろかったです。(30代前半)
■本木雅弘さんと江口洋介さんの対峙する演技に迫力があった。また子どもの運命が対照的で、本木さんの演じたキャラクターの行動に共感できた。 (30代後半)
■2015年を代表する邦画だと思います。原発問題を自分がどう捉えるのか、自問自答できる社会派作品なので、たくさんの人に観て欲しいです!(30代後半)
■原発に賛成、反対というストーリーではなく、あらゆる立場の視点で描かれている点でとても共感できたし、父と子のストーリーに何より感動しました。最初から最後まで本当にハラハラして、緊張感が続き、観終わったあとの充実感もすごくありました。女子でも感情移入しやすいストーリーだと思います。(40代前半)
■この作品が東日本大震災の前に上映されていたら、今と違っていたのかなと感じた。(40代前半)
■2015年ナンバー1の映画だと思います。登場人物すべての気持ちを無理なく理解できる設定と描写に素晴らしさを感じました。誰もが誰かを思いやりながら生きていて、本当に考えなくてはならない問題がそのまま見過ごされている虚しさとそれでも希望を捨てずに生きようとするひたむきさに日本の現状を重ねてしまいました。(40代後半)
■見応えのある大人の作品でした。とても考えさせられる内容で、観た後に家族で話し合いました。(50代)
皆さんの意見を見ていると夫の在り方や夫婦関係について深く考えさせられました。理想的な夫になってもらうorゲットするためには、やはり女性の献身的な支えや努力も重要なのかも知れませんね。映画のなかでは、江口洋介&本木雅弘が演じる2人の父親が登場しますが、それぞれの親子関係にはきっと共感できるポイントがあると思います。原作や社会的なテーマに興味を持って本作を観るのもアリですが、ぜひ親子関係にも注目してご覧ください!
2016年2月3日ブルーレイ&DVDリリース
レンタル・デジタル配信同時開始
※右記ジャケットはセル版ブルーレイのものです。
監督:堤幸彦
出演:江口洋介/本木雅弘/仲間由紀恵/綾野剛
松竹
公式サイト 映画批評&デート向き映画判定
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©2015「天空の蜂」製作委員会
2016.2.1 TEXT by Shamy