こんなに頑張ってるのにどうして?働いたことがある人なら一度はそう思ったことがあるでしょう。今回は仕事をキーワードに、もがきから這い出た主人公の物語をご紹介。仕事で悩んでいる方、必見です。
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<オルタンス・ラボリがくれるヒント> |
![]() 彼女がどんなにここで頑張っても、その頑張りは通用しません。同僚達は縄張り争いに必死で、最高の料理を出すことはここでは無意味。そんなところでずっと過ごしていても壊れていくだけです。彼女が下した決断は、彼女らしくあるための決断だと思います。世の中から見て名誉ある仕事が必ずしも最高な仕事だとは限らない、そういうことを実感させられるストーリーです。自分にとってベストな仕事ができる環境が、自分を一番ハッピーにするし、自分が仕事を通して人を一番ハッピーにさせられるんだということを教えてくれます。 |
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<菜都美がくれるヒント> |
![]() 独特な作風の菜都美の絵は、出版社に持ち込んでも初めはなかなか認められないけれど、それは絵が上手いとか下手とかいう問題ではありません。彼女はだんだんと何が大事なのかに気づき、日々のいろいろなことからヒントを得て、何度も挑戦します。本当の自分らしさと、自分は何ができるのかを見つけるのが鍵ですね。結局はやっぱり人を喜ばせるから、お金を頂けるんですよね。 |
いろいろな価値観で仕事をしている人たち同士で働かないといけないので、お互いにストレスが溜まるのは当然ですよね。もちろん、ここで紹介した主人公ではない立場の人たちだって、別のストレスを感じているはずです。でも、正しいとか間違っているとかなくて、それぞれの価値観の人が集まっているからこそ成立しているのだと思います。でも、どうせ人生の多くの時間を仕事で費やすなら楽しくやりましょ!
2013.8.12 TEXT by Myson