始めはただ“好き”“楽しい”というだけだった。でもそれがどんどんと夢に成長していき、夢を実現しようとすると、壁が立ちはだかってしまう…。夢を見つけて追った経験がある人なら、誰もがぶつかる壁があり、選ぶべき分かれ道に遭遇します。そのとき、夢を実現する道を選ばなかったら…。一時は楽になるかも知れません。でも、一生後悔に苦しむか、どこか満たされないままで過ごすことになるでしょう。本当はどちらの未来の方が怖いですか?そんな質問に答えをくれるであろう映画をご紹介します。
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<ユィシアンの葛藤> |
![]() 一方で、チャレンジしようと思えばできるのに、自分の本心に目を向けずに妥協して毎日をやり過ごしている女の子が登場します。彼女はユィシアンと出会ったことで、忘れていたダンスへの思いに目覚め、またユィシアンも彼女が一歩を踏み出すのを手伝うことで、徐々に勇気が芽生えてきます。 ピアノを弾いて自分で楽しむだけでなくプロのピアニストになりたいと思うなら、ダンスをしているだけで満足せずプロのダンサーになりたいなら、やっぱり人に認められなければいけなくて、そのためにまだできることがあるんだと気付いた2人。彼らとほかのユィシアンを支える仲間たちの奮闘は、それぞれに夢は違っても仲間がいれば助け合える、それぞれに悩みや壁があっても、それを乗り越えるヒントや術を仲間が教えてくれることもあるのだと気付かせてくれます。 |
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<ポール・ポッツの葛藤> |
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夢を見つけて挑戦し始めたときはまだ可能性がいっぱい残っていて、それはまだ“夢のまま”なので楽しいんですよね。でも結果が出てくると、それが夢から目標に具体化されてきて、失敗したり、壁が立ちはだかることで、自分が大好きなことで苦痛を味わうはめになる。だから、それに耐えられるかどうかが運命の分かれ道になるのだと思います。でも、そこで結局試されるのは“好き”というパワー。その“好き”というパワーに、夢に向かって一緒に進んでいく仲間がいれば、いつかきっと夢は叶います。
2014.2.10 TEXT by Myson