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FIORIA GINZA aria blu
〒104-0061 東京都中央区 銀座8-6-18 奥村プラッツ(ポルシェビル)B1F
TEL 03-6253-7272 FAX 03-3573-1227
営業時間:月〜土 18:00〜5:00
日・祝日 18:00〜23:00
http://www.fioria-g.jp
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■トーキョー女子映画部の部活では、映画についていろんな方と話すのが好きという積極的な方のご参加をお待ちしております。
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『八日目の蝉』
2011年10月15日実施
鑑賞会&座談会・アンケート回答 計10名
部活第9回目となる今回は、以前も一度『唐山大地震』で実施した「泣ける映画」をテーマに『八日目の蝉』をみんなで観賞。母親、娘、女性、第三者…いろいろな視点で観ることができ、人に寄っていろいろな感想が出てくる本作。やっぱり、意外な感想もありました。それはどんなところなのか、ここでは座談会でのお話を中心にリポートします。
★鑑賞後に参加者全員に答えてもらったアンケート結果は「女子の本音を公開」のコーナーで掲載しています。→掲載ページ NHK「あさイチ」(2011年10月25日)で部活の様子が放送
今回は毎度部活の活動場所としてご協力頂いているFIORIA GINZA aria bluさんで鑑賞会と座談会を行いました。今回はNHKで毎週月〜金(8:15〜9:54)放送している「あさイチ」の取材が入るということで、部員の皆さんはちょっと緊張気味(笑)。番組では「涙の力」をテーマにした特集が組まれるとのことで、当部が実施する「個室で女子だけだから思いっきり泣ける映画鑑賞会」に取材に来られたのですが、観賞中に暗視カメラで撮影されるとのことで「泣くまい」と思っていた方もいたようです(笑)。
が、皆さんやっぱり泣いてましたね。でも、人それぞれに反応しているポイントが違っていたのは興味深いです。「母性」が大きなテーマである本作ですが、安藤千草(小池栄子)と、主役の秋山恵理菜(井上真央)のシーンがツボだった人も意外に多くいました。やっぱりいろいろな視点で感じることができる作品なんですね。
この映画を観るスタンスは、子どもがいるかどうかは関係ない??
そして、鑑賞会後に数名の方にはNHKさんのインタビューに応じて頂き、同時進行で座談会を開始。中には小豆島出身で故郷の風景を懐かしんだという方や、野々宮希和子のセリフで自分自身の母との思い出が蘇ったという方もいたり、さまざまな思いを胸にご覧になっていたことがわかりました。
具体的な感想で、未婚の方からは「自分が母だったらもっといろいろと感じるんだろうなと思いました」という方や、「自分に子どもができても、すぐに保育所に預けて仕事復帰したいと思っていたんですが、周囲の先輩方に“小さい頃は一緒にいてあげないとダメよ”とすごく言われるので、こういうことなのかなと思い、そんな視点で観ちゃいました」という意見も出ました。
一方で実際にお子さんがいらっしゃる方からは「自分には子どもがいるけれど、宿ったときも感動して泣くっていうのもなかったので、逆に独身の方なのに(母親目線で想像しながら観たという感想に対して)すごいなと思いました。私としては泣ける映画という点ではこの映画は難しいのかなと思いました」と言うご意見もありました。私もてっきりお子さんがいる方は母目線ですごく感情的になるのかなと想像してましたが、逆に現実的に観てしまう部分もあるようですね。こういうお話が聞けるのが座談会のおもしろいところです。
もちろん泣かなかったという人もいましたが、泣かなければいけないわけではありません。泣けなかった人は「結局悪いのは男だなと思ったら、憤りしか感じなくて」との意見でしたが、これには皆さん大きく頷いてましたね(笑)。
結果的には泣いても泣かなくてもそれぞれに感じたことを発表して貰うことで、また視点が増えて、おもしろくなるのが座談会の狙いなのですが、「泣ける映画だったか」という点では、6割の方が泣いたと答えたので、「泣ける映画」ということになりますかね。そうそう、あと皆さんの評価が高かったのは子役の演技。薫役の少女が本当にリアルな演技で、彼女の演技が印象的だったというのは皆さんも同意見だったようです。
2011年10月28日リリース
監督:成島出
出演:井上真央 永作博美
発売・販売:アミューズソフト
2011年 日本 147分
今日まで母親だと思っていた人は、自分を誘拐した犯人だった。21年前に起こったある誘拐事件。不実な男を愛し、子を宿すが、母となることが叶わない絶望の中で、男と妻の間に生まれた赤ん坊を連れ去った女、野々宮希和子(永作博美)と、その誘拐犯に愛情いっぱいに4年間育てられた女、秋山恵理菜(井上真央)。実の両親の元に戻っても、「ふつう」の生活は望めず、心を閉ざしたまま成長した恵理菜は、ある日自分が妊娠していることに気づく。相手は、希和子と同じ、家庭を持つ男だった。封印していた過去と向き合い、かつて希和子と暮らした小豆島へと向かった恵理菜が見つけた衝撃の真実。そして、恵理菜の下した決断とは。
©2011映画「八日目の蝉」製作委員会
*ジャケットのイメージは変更になる可能性があります。
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