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マイソン：皆さんは、ジョイのように、苦労はしても大逆転の人生に憧れますか？
Aさん：う〜ん。憧れるといえば、憧れますけど…。危ない橋は渡らず、大きな賭けもしない、普通の人生が良いな。
Gさん：何をもって成功というのかはわからないけど、成功したらしたで大変だと思うし、私も現状維持で良いです（笑）。
Eさん：働くこと自体は好きですけど、上に立つよりも、仲間と１つの目標に向かって頑張るほうが好きです。上昇志向がないだけかも知れませんが、生活できる程度のお金があって、普通に暮らしていければ自分的には幸せだと思っています。
Dさん：誰かの下で働くと、時には理不尽なことや不本意なこともガマンしなくてはいけないので、自分に決定権があるのは良いですよね。会社勤めの身としては、「これでお金を貰っているんだから」と自分に言い聞かせて働いている部分もありますから。
Hさん：私は実家が会社経営をしていて、親の苦労も見てきたし、責任や失敗のリスクを背負うのが嫌だったので会社勤めを選びましたけど…。今の歳になって思うのは、もし生まれ変わったら、ちょっとリスクがあるようなこともやってみたいなって。大成功を夢見ているわけではないけど、そういう人生も良かったかも知れないと思います。
Bさん：実家が会社やお店を経営している人は、子どもの頃から経営者という選択肢を意識する環境にあるけど、私は、社長になるのはすごいことっていう漠然としたイメージしかなかった。でも、大人になって振り返ると、できないことはなかったなと思うんです。本当にやりたいことだったら、苦労も苦労と思わなかっただろうし。もし、きっかけがあれば、生きているうちにやってみたいな。マイソン：私も親がサラリーマンでしたし、自分が起業するとは考えてもみませんでした。でも、会社員時代の取り引き先には、お一人で会社をやっている方もいたし、起業といってもいろいろなカタチがあると知ったんです。今は法律なども改正されて、起業しやすくなっていると思いますし、やり方次第では誰でもきっとできると思いますよ！
Bさん：そうですよね。自分がただ無知なだけだったと思います。若いうちからそういう教育をすれば、いろいろなことで成功する人が日本中に増えると思います。これからの子ども達には、ぜひそういう教育もしてほしいです。
マイソン：本作のオススメポイントはどこでしょうか？また、どんな人にオススメしたいですか？
Eさん：男女関係なく、現状に満足していない人にオススメです。今のままの自分でいいのか、この仕事でいいのか、ワイワイ観るよりも一人でじっくり考えながら観てほしいな。
Hさん：この作品を観ながら「できないことを、家族のせいにしていませんか？」というキャッチコピーが頭に浮かびました。多くの人が、さまざまな家族の事情を抱えていると思いますが、ジョイのように努力でそこから抜け出した人もいるということを知ってほしい。家族がいるから何かができないと思い込んでいる人には、ヒントのようなものをくれる作品かも知れません。
Dさん：男女関係なく、頑張っている人の物語を糧にできる人にオススメしたいです。何かの節目や目標を立てるときに観ると、やる気が出て気が引き締まると思います。軽い考えで起業しようとしている人には、戒め的に観せたいですね（笑）。
Cさん：私は女子会でワイワイ観たいです。家族のキャラクターとかを皆でボロクソに言うとは思うけど（笑）、やっぱり観終わったら、それぞれが心の中で「私、何かあきらめていたことないかな？」と考えるはず。
Gさん：成功した人が、自分の苦労を懐かしむ感じで観るのも良いと思います。きっと成功した人には、家族じゃなくても何かしらの苦労があったはずだから。
Aさん：就活前や、働く前に観ておくのも良いと思いますし、転機を求める人にとって「こういう道もあるんだ」「こんな発想もあるんだ」という良いきっかけを与えてくれる作品だと思います。
Fさん：苦労しても、最後は成功を掴むストーリーなので、何かをあきらめようとしている人に「もうちょっと頑張ってみれば？」というメッセージを込めてオススメするのも良いと思いますよ！
どんな状況にも負けず逞しく生きるジョイの姿に「すごい！」「感動した！」という声が多く挙がった今回の座談会。複雑な家族の事情を抱えながらも、未経験からもの作りを始め、ゼロから会社経営に乗り出し、多くの困難を乗り越えて成功をつかんだジョイの姿は、女子達に「言い訳ばかりして、やりたいことを先延ばしにしちゃダメ！」という深い教訓を与えてくれたようです。やりたいことがあるけれど、道に迷っている人、現状の自分を変えたいと思っている人は、ジョイの生き方にきっと良い刺激をもらえるはず。豪華キャストの共演も見どころの本作、ぜひブルーレイやDVDでお楽しみください。
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『ジョイ』
2017年2月22日ブルーレイ、DVD発売&レンタル開始、
2月8日先行デジタル配信開始
監督・脚本：デヴィッド・O・ラッセル
出演：ジェニファー・ローレンス／ブラッドリー・クーパー／ロバート・デ・ニーロ／イザベラ・ロッセリーニ／エドガー・ラミレス／ヴァージニア・マドセン
発売・販売元：20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン
公式サイト&ご購入はこちら 映画批評&デート向き映画判定
シングルマザーでありながら、同居する祖母や母の面倒もみているジョイは、毎日をやり過ごすのがやっとの生活を送っていた。そんなある日、割れたグラスが落ちた床をふいていて、そのモップを絞るときに手を切ったのがきっかけで、触らずに絞れるモップを発明しようとひらめく。そして、子どもの頃からモノ作りが大好きで得意だったジョイは、冴えない生活から脱却しようと、モップを商品化しようと勝負に出る。
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