2016年8月20日より全国公開
東宝
公式サイト
甲子園を目指す野球少年と、ブラスバンドで全国大会を目指す少女の物語ですが、タイトルにある通り“エール”という部分にテーマを当てている点がとても共感できました。“一生懸命やっても報われるかわからない。でもやりたい”そんな純粋な気持ちをまっすぐにぶつけてくるストーリーに終始ウルウル。人を励ますことを通して、ブラスバンド部が最後にチームワークを取り戻すところが、私にとっては一番の感動ポイントでしたが、人を励ますことの意味、応援してくれている人がいることの尊さを改めて考えさせられました。本当に清々しい映画で、青春ビームがビシビシ伝わってきますが、ティーンはもちろん、大人もぜひ観て欲しい作品です。 |
最近数多く映画化された少女コミックを原作とした、ティーンが主役のラブストーリーは、何度もキスシーンがあったり、漫画とは言え、そのおませ度に驚かされていましたが、本作はラブストーリーの要素はありつつ、とても爽やかで健全(笑)な学生らしい描写で、大人が観ても共感できると思います。元気をくれる映画なので、もし好きな人が、今何かに挫折していたり、自信を失っていたら、誘ってみてください。 |
スポーツや、習い事、部活をやっている人は、レギュラーになれなかったり、大会に出られなかったり、辛いこともあると思いますが、周りで応援してくれている人の存在の大きさを思い出させてくれる本作を観て、勇気と元気をもらえると思います。学生のうちに経験して欲しい“感情”がいっぱい詰まった映画なので、キッズ、ティーンの皆さんにぜひ観て欲しいです。 |
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©2016 映画「青空エール」製作委員会 ©河原和音/集英社
2016.8.12 TEXT by Myson