アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー

のっけから衝撃的なシーンがあり、最初から最後まで息もつかせぬ展開です。150分という上映時間の長さも全く気にならないくらい、テンポも良かったです。キャラクターがすごく増えましたが、これまでそれぞれのキャラクターを掘り下げてきた作品を含め、すべて観ている者としては、これだけのキャラクターが一同に会するのは本当に感動的です。俳優で考えても豪華という言葉では足りないくらい豪華で、ギャラだけで相当な製作費になるだろうなと余計な想像もしちゃいます。直近で『ブラックパンサー』も劇場公開されていましたが、今作との繋がりで、「なるほどね」と思える展開があり、“アベンジャーズ”と名の付いたシリーズだけでなく、個々のキャラクターのシリーズとの連携も本当に見事だなとつくづく思います。そして、マーベル作品は、緊張と緩和が絶妙に織り交ぜられた構成が魅力ですが、今回もすごく緊張感があるなかで、ちょいちょい笑えるシーンをぶっ込んでくれます（笑）。今作から、“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”のメンバーも登場するので、コメディ要素もさらに増えています。そして、1回ちっちゃくなっちゃったグルートは、また成長して思春期に（笑）。ラストは信じられない展開が待っていますが、これで終わるはずはない（もちろん続編があるのがわかってるし）ので、続きをすごく期待しています！